「ねえさんずの怪お土産交換会」

原発事故以来、初めてのねえさんずの怪でした。
目的は各種お土産交換会。
どれだけのお土産が集まったかというと、香月ねえさんからは、ハーブ海塩の入浴剤、那智黒ちゃん、可愛い狐ちゃん木製ブックマーク。令丈ねえさんからは、リーガロイヤルホテル金貨チョコ、トルコ豪華金襴織物ブックマーク、和菓子マグネット。私からは、伏見稲荷の白狐守り、平安神宮春の一筆箋、USJ土産のピンクパンサー靴下、そしてそして、ねえさんたち待望の痩せるお香!
りえ子    「よいか、皆みな。この高価なお香は、なんと5本二千円なのだ。つまり、1本四百円! 心せよ!」
ねえさんたち 「ひえええっ、な、ならば、誰にも吸わせず、必死で吸わねばっ」
りえ子    (も、もし、姉さんがた。香は吸うのではなく香りを嗅ぐんじゃが…)心の声
令丈ねえ   「あっ、あたしんちの太った猫といっしょに吸うわ!」
りえ子    (いや、だから…吸うんじゃなく)
香月ねえ   「よし、部屋を閉め切って、誰にも吸わせぬっっっ」
りえ子    (…健闘を祈る)

などと、前菜が来る前に大騒ぎに始まったねえさんずの怪。
このところ、元気の出なかったわたくしですが、ねえさんずには、やはり、妖怪めいた力があるらしく、なぜか、どんどん元気になっていくのがわかるのです。なんだ、この怪しい力は。
令丈ねえ   「私もね、豪華なお土産、豪華なお土産って考えて、見よ、このキラキラを!」
       (キラキラ金貨チョコと、キラキラトルコ金襴ブックマークを見せるねえさん)
りえ子    「た、たしかに目がくらむ!」
令丈ねえがキラキラ自慢をしているなか、香月ねえは我関せず。

と、コースのお料理、突き出しが運ばれてきた。
きらっきらっきらっ、旨そう〜〜〜♪ と、香月ねえ。(香月ねえのキラキラはそっちです)
鯛と新玉葱、鴨のマリネ。これ、すごく美味しかった!
この後、美味しいお料理が次々と……。
 メインディッシュです。
とても美味しかったのですが、実は脳裏をよぎったのです。被災地の牛たちの貌が。
ごめんね、頂きますと、心の中で合掌しました。
むろん、せっかくのディナー。そんなことは口にしませんが。
でも、胸にためこんでいた地震津波原発の話。
仕事のあれこれ業界話(キングや王子や姫や将軍の話)なども、いっぱい話しました。
内容は、ほんとに怖い原発の話も、大爆笑間違いなしの業界話もあるのですが、ここでは書けません。ごめんなさい〜

香月ねえ   「原発も恐ろしいけど、基本人生は旨いもん食って、笑って、楽しく生きなければ! 人間、ストレスが一番いかん!」
令丈ねえ   「そうそう。災害支援も先の長い話だから、息切れしないようにやらないかんよね」
さすが、ねえさんがた。ほんとですねえ〜
ストレスの塊になりかかっていた私は、やっぱり、この期間に起こったことは一人では抱えきれなかったみたい。
聞いてもらって、話して笑って、ようやく楽になりました。
ここ数日、メールを頂いていながら、お返事できてない編集さんやお友達に、明日中にはお返事書きますね。
もう少し待ってて下さいまし。
まあ、そんなわけで、いつものことですが、喋った喋った。食った食った。笑った笑った笑った。
レストランから移動して、二軒目に入ってからも、あっという間に3時間がたって、終電ギリギリに飛び乗って京都へ。ほんとに楽しくて、ねえさんずの怪は、いつもあっという間に時間がたちます。
次は、香月ねえさんの引越し祝い兼ねえさんずの怪の予定です。
ねえさんがた、楽しい時間をありがとうございました〜
と終わる前に、17日夕方のニュースで、令丈ねえさんを観ました!

 児童文庫のカリスマ作家! かっこいいい〜〜〜
そう、香月ねえさんも令丈ねえさんも、みんなが知ってるカリスマ作家なのですよ。一緒に飲んだり食ったりしていると、決してそうは見えんが。
で、証拠写真
テレビに出たんだし、いいよね?

美しきカリスマ〜〜〜