書き手の天国、季節風大会


全国の書き手の大祭なのに、私はただ飲み、かつしゃべって、無心に楽しんでいたので、ブログのための大会写真を撮り忘れ、そのにぎやかさをお見せすることができません〜
でも、作家仲間の各ブログやFBなどでもご紹介があると思うので、そちらには多様な写真もございますので、ぜひご覧ください〜
←こちらは、風馬さんの写真を送って頂きました。本郷の古い旅館鳳鳴館です。
今年は、ここで、25日26日、全国書き手のお祭り「季節風大会」が開催されました。
毎年、生原稿引っ提げ、全国から(中には海外から)百人以上の書き手が集まるのですが、今年も大盛況でした〜

ともかく想像して下さい!
プロ、アマかかわらず、壮年も若手もみな肩を並べて、作品合評をし、先輩からは出版にむけてのアドバイスもあり、さあ、やるぞっと熱い闘志がみなぎる場が季節風です。
書き手にとっては天国!が季節風大会なんです〜(ただし、季節風大会を、地獄に叩き落される場と呼ぶ人もいますが、作家はその地獄から這い上がってこそ一人前です)

今回の懇親会には、一般書の作家であり、ロックロールバンドのボーカルであり、さらに東北芸術工科大学の教授/学部長でもある山川健一さんと、お嬢さんの沙登美さんをお誘いしたところ、ご一緒に来て下さり、しかも、季節風に入会して下さいました〜
その報告を、季節風作家諸氏にしたところ、皆、喜んでました〜
さあ、季節風のみんな、今日からは、なんとも頼もしい山川健一さんと、若手美人作家の山川沙登美さんも仲間だよ!
きっと、天路の後藤竜二兄貴も喜んでくれるはず〜
懇親会の報告の一つは、全国の地酒がなんとも旨かったこと!
せめて、その写真だけでも撮るべきだった…
 

愛の物語分科会(越水、土山優さんが世話人)の二日間は濃かったです〜
少々の手直しで公募入選や出版にこぎつけそうな作品も多く、その分、熱い合評が盛り上がって、大会の終わりには疲労困憊。
そこへ、あさのあつこさんと八束澄子さんが「お茶する?」とお声をかけて下さったので、西の作家三人とうちの娘の四人で喫茶店へ、美味しいシナモンチャイを頂いて、ほっと癒されました。
しかし、いつもの西の三婆のこと(あさの、八束、越水は自らをこう呼びならわしている)、作家三人の文学的な会話なんて生まれるはずもなく、ボケ突込みが飛び交うペットの話などに花が咲きました。
真面目な話、少々深刻な話であっても、なぜかこの三人だと爆笑していたりするのです。
この日も、こんな展開が……

八束 「…だからね、もう、ずらかりたい」
越水 「え、ヅラ、借りたい? あの頭のてっぺんにパチンと留めるやつ? フォンテーヌ~♪のこと?」
あさの「おい、話の流れを考えろよ。だれが、ヅラの話してるんだ!」
八束 「『ずらかる』を、鬘(ヅラ)に聞き違えるって信じられない〜もうっ、大丈夫〜?」
…とまあ、こんな次第。
いつもなら、ボケは八束担当、越水、あさのは主に突っ込みなんだけど、この日は疲れのせいか、一方的に越水がボケ担当。でも大笑いして、疲れが吹き飛びました〜
そんなこんなで、今年も季節風終了。
お目にかかったみなさん、来年の季節風まで、また頑張りましょう〜