切なく凛々しい…土方歳三の永訣の言葉

私はこれまで、新選組や幕末、戦国に関する物語を幾つも書いてきましたが、新選組に関しては、史跡やご子孫への取材、新選組研究作家さんのご著書から学ばせて頂きました。
幕末研究、新選組研究の先生方とは、今も交流があり、日々、新たに学ばせて頂くことも多々あります。
今日の一冊、『ここまでわかった!新選組の謎』に、寄稿されている菊池明さん、伊東成郎さん、結喜しはやさん、伊東哲也さんたちは、親しくお目にかかってきた先生方です。
その伊東成郎先生から新刊、『ここまでわかった!新選組の謎』と「歴史人 新選組の剣と血誠」の二冊をお送り頂きましたのでご紹介致します。
三部構成になっているこの本は、第一部「新選組をより知るために」第二部「新選組京都15大事件の謎」第三部「新選組研究の新視点」からなっております。
これまで、あらゆる研究作家さんのご本を読んできた私にとっては、この第三部こそ、やはり、魅力的でした。これまで、先生方のご講演でしか聞くことができなかった情報もあり。有難い限りでした。
中でも、「松本良順が記した、土方歳三別れの言葉」(著/伊東成郎)の章が、深く心に残りました。ちらりと聞いたことはあっても全貌を知らなかったので。
私の新選組では、近藤勇沖田総司の死まで描いておりますが、その後の土方歳三についてはいつか書こうと思っているばかりで、各書の〆切に追われる日々を過ごしております。でも、きっと書きます。いや、書かないでは、歳さんに申し訳ない!と思わされた一章でした。

歴史人 5月号

歴史人 5月号

そしてまた、こちらの「歴史人5月号 新選組の剣と血誠」も、新選組ファンにおすすめの特集号です。KKベストセラーズさんは、いつも、いい特集をして下さいますね!
伊東成郎先生、貴重なご本を、ありがとうございました〜