凛々しい女友達からの感想〜


「私の姫さまはお濠さんでした〜」って、書いてきてくれたのは、凛々しい旧友でした。とても、嬉しかったです。
実のところ、お濠は陰の主役だからです。
ネットに上がっている感想にも、お濠が好きという人がちらほらいらっしゃいます。
男性や若い女子の多くは、呪いの姥皮を着せられてしまった若く美しい姫君、野朱の運命を面白く読んで下さる事が多いのですが、女子というよりやや凛々しくなった年上の女性(中には根っから凛々しい若い女性も)は、この物語の陰の主役ともいえるお濠を深く愛して下さいます。
実際、女子より相当凛々しくなり過ぎた感のある作者自身も、お濠が大好きなので、物語にお濠を登場させたのです。
女というより、男のように生きたお濠の人生の中に秘められた「真実の女」と、「男女を問わない愛のあり方」を描きたかったからです。
おかげで、この小説は、お濠がいたからこそ、物語として深くなりました。
お濠を愛して下さる読者さん、ありがとうございます〜

うばかわ姫 (招き猫文庫)

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