長期取材が終わりました

2月の半ばから、3月5日まで、沖縄、高知の取材がようやく終わって、さて、やっと書く体制に入れます。
沖縄では琉球王国の取材とと共に、戦争の取材もしてきました。
琉球王国という平和な国家が、薩摩藩により支配され、明治維新政府によって日本という国に併合されて、そこから始まる「踏みにじられ続ける沖縄の歴史」に言葉を失いました。
そうなるまでの琉球の文化、歴史のロマンにも心動かされたので、いつか、佳き日の琉球王国をモデルに、ファンタジーとして書いてみたいです。
それはともかく、まず今年書かねばならないのは、大東亜戦争(太平洋戦争)時の児童文学です。お母さんと子どもたちが一緒に読める作品にしたいと思っています。
出版予定が変わったので、これまで書いてきた妖しの姫物語はひとまずおいて、今年まず書かねばならないのは、「スト-リーで楽しむ日本の古典」シリーズの4話目と、来年の大河ドラマの主人公の物語です。それに、取材を終えた戦争児童文学となります。その他、アンソロジーの仕事や新聞の古典エッセーの連載などもあるので、当分は息が抜けません。

うばかわ姫 (招き猫文庫)

うばかわ姫 (招き猫文庫)