これまで書いた映画のコラボ作品とドラマの物語

「源氏物語」「おしん」は映画製作チームとのコラボ作品。他に「リンカーン」「江」「花燃ゆ」など…映像動画と本をご紹介しました。
というのは、今年は夏までに来年の大河ドラマ主人公、井伊直虎の物語を書くことになったからです。

時は、武田信玄、織田信長、徳川家康などが活躍した時代。
名だたる戦国大名の国盗り争乱にさらされる伊の国の女大名が井伊直虎だが、創作の小説はあるが、史実のみの資料はわずかしかない。
やむを得ず、井伊氏の記録、軍誌等、外堀から攻めている。
井伊氏資料を読み込むと、戦国の荒波の中、父にも許婚にも死なれ、たった一人残った祖父まで失って、井伊家領国を継ぐしかなかった女大名の井伊直虎。
どれほどのプレッシャーだったろう…しかも、支配者であった今川氏真からは、徹底的に苛められ搾取され、更に徳川家康、武田信玄にも攻めこまれ…
苦難と忍耐の日々を直虎はどう生きたか…そのあたりをどう描くかに、大河ドラマの成功失敗がかかっているだろう。物語も同じ。
どれだけ、直虎の心に、愛に寄り添えるかが勝負どころ。
今は図書館でしか読めませんが、かつて、同じく大河ドラマの『江　浅井三姉妹　戦国を生きた姫たち』を書いた時も、江の心に寄り添った結果、知る人ぞ知る名作に？（^▽^）
以下は、これまで書いた映画のコラボ作品とドラマの物語です〜