『ヴァンパイアの恋人』シリーズ

著書が100冊超えるようになると、書いている時は精一杯頑張っているつもりでも、不運な本と言うのがあって、めちゃめちゃ面白いと言われながらも（自著の自画自賛…すみません。でも、私の本は大抵面白いんです。でないと作家やってません！）、話の面白さとは無関係に出足が悪かった本というのもあり、出足が悪いと、つい次の仕事に追われて作者自身も諦めてしまう本というのがあります。『ヴァンパイアの恋人』シリーズもそうで、今は読者人気の高い『忍剣花百姫伝』シリーズも、最初はレーベル全体の不振で苦労しました。けれど、熱い読者が増えるに従って、どの図書館でも爆発して、ついに文庫化されたのが『忍剣花百姫伝』です。もしかしたら、ヴァンパイアもいつか…と思わせてくれた読者さんのファンレター。なので、心新たに宣伝しますね。

ヴァンパイアの恋人 誓いのキスは誰のもの? (ポプラカラフル文庫)

ヴァンパイアの恋人 運命のキスを君に (ポプラカラフル文庫)