昨日は、草津市立図書館において越水利江子講演会でした。

「再発見‼歴史の魅力と児童文学の楽しさ」という、図書館さんがつけて下さったタイトルが、小学生にとっては、少し硬かったのかもしれません。お子さんがお二人、後は大人の方ばかりでした。それでも、皆さんが「楽しかった」「良かった〜」といった感想を残して下さったそうで、ほっとしています。また、ツイッターやFBから来て下さった方もあって、地元のお菓子や花束を持ちきれないほど頂きました。それと、小学生の女の子からお手紙も貰って、ほんと嬉しかったです。
昨日の話は、一年に一度だけある総司忌の講演会で、総司忌に参加された400人もの方々を前に、お話した内容の一部でしたが、こうした地元の図書館の少人数の会もいいものだと思いました(時期が時期だけに、雪深い滋賀のこと、予約済だったのに風邪などで来られなかった方も複数あったようです)。
お寒い中、お出で下さった皆さま、ありがとうございました。
そして、講演会後、図書館の館長さんにご案内頂いて、草津宿本陣と資料館へ行ってきました。
まあ、それが素晴らしかった!

観光地、京都や大阪より距離があり、宿泊施設も十分とは言えない滋賀県さんなので、この草津本陣も、まだ観光バスを横付けはできないのですが、ここは、沢山の方に観て頂きたいと思う立派な本陣でした。これまで、本陣と名のつく場所には何度か取材で行ってるんですが、ここほど、見事に色々残っている本陣は初めてでした。
本陣や資料館に保存されている資料も一見の価値あるものが多いです。
貴重資料は写真は撮れないのですが、部屋の写真は許されたので、撮ったのですが、なんと!途中で白黒になってました(本陣不思議事件?)。
でも、白黒だからこそ伝わるものがあるかもしれないのでアップしますね。
本陣内、玄関の間。
















なぜか白黒写真になってしまった一枚。


奥の庭が見える障子、せっかく館長さんが開けて下さったのに、緑色が見えなくてすみません〜






そしてこれが、実は私を写真に撮って下さった部屋写真に写りこんでいた資料の一部です。元の写真はこんな感じ↓









なんと、1865年(慶応元年)五月、江戸から新入隊士を募って京へ帰る新選組土方歳三斎藤一伊東甲子太郎藤堂平助が、この草津本陣に泊まっているのです。
ここに、あの歳さまが、平助が、クールな斉藤が泊まった!
新選組ファンの聖地ともなりそうな記録です。どうぞ、京大阪へお越しの節は、足をのばして下さい。
草津は、京へ上る東海道中山道がクロスする地です。あの東海道中膝栗毛の弥次さん北さんだって、通った所です。資料館には、『東海道中膝栗毛』の古書も展示してあります〜
更に、資料館では、子ども達に大人気、浮世絵刷り師体験ができます!
私と館長さんもやってみました。
ところが、どこかで、紙の位置が逆さになってしまったのか、出来上がりはこれ↓
左が正しい仕上がりで、右が私と館長さんで挑戦してみた浮世絵。

だは…すみません!
でも、大笑いして、いい思い出になりました〜