どれも、あなたの人生が後ろ盾になってくれる❣

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『アドリブ』#あすなろ書房 著/佐藤まどか 音楽にはド素人の私は、小説で音楽をどう描くんだろうと思いながら読みました。でも、これを読んで感動しました。小説も音楽も同じなんだと。それは本文の中で主人公が、超絶技巧の音楽仲間に言う台詞でした。 「君に足りないのは、テクニックじゃない。努力でもない。闇だよ。不安で泣いたりコンプレックスに苦しんだり、差別されて惨めな思いをしたり、だれかに片思いをしたり、孤独で死にそうになったことなんてないだろ?君の心にはそういう闇がないから、人の苦しみや悲しみがわからないんだよ!つまり、それが音楽だろう?」 この言葉は、そのまま、私自身が書いてこれた道筋を示している言葉でもあったのです。 そう、私は、聞けば皆さんがびっくりなさるぐらい、色々な痛みを経験して今があります。作家とは、人生の道のりで、痛い思い、苦しい思いをした事こそが書く力になってくれるのだと、私は感じていました。 そして、さらに気付きました。作家には音楽をなさってる方もいらして、ドリアン助川さん、山川健一さん…お二人とも素晴らしい作家さんなんです。それこそ、音楽も小説も、その人の人生に裏打ちされて存在するのを証明しているのではないでしょうか。素敵な物語をありがとう~まどかちゃん❤