『まいごのしにがみ』#理論社 著/いとうみく・絵/田中映理

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発想の面白さに一気に引き込まれ、一気に読みました。田中映理さんの絵のとぼけた味わいもあり、二重の意味で癒されます。え、死神の話なのになぜ癒されるの?って思うでしょうね。それが癒されるんです❣死神なのに、営業成績が最下位のおじさんは、つまり、死ぬべき人を、あの世に案内する成績が最下位だということ。涙もろくて、情にももろい。全然死神に向いていない、優しいおじさんなのです。さあ、そのおじさん死神は、どうなるのでしょう?こんなふうに、子ども心をつかんで離さない死神さんは、この絵本にしかいないでしょう。

 

 

『あした、また学校で』#講談社 著/工藤純子・絵/稲葉朋子

 

 

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「学校はだれのもの?」と、問われたら、子どもも大人も考えてしまう。『子どものもの!」と良識的にこたえても、実際に学校で権力を握っているのは、教師であり、教育委員会かもしれない。だが、この物語は、子どもの目線や感性を大切に描いていく。その結果、苛めに遭う少年も、優等生も、勉強好きでない子も掬いとって、本来のテーマを、読者にもきちんと考えさせる貴重な本でした。 

 

 

 

『ストーリーで楽しむ伝記 土方歳三』#岩崎書店 は、2月18日発売です❣

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『月下花伝 時の橋を駆けて』『花天新選組 君よいつの日か会おう』#大日本図書 『恋する新選組』#角川つばさ文庫 全3巻等書き続けてきた新選組ですが、ついに歳さんの伝記を書かせて頂きました。実録を調べれば調べるほど胸に沁む新選組の正義を、実録によりそって書くことができました。ぜひ読んで下さいね❤

 

どれも、あなたの人生が後ろ盾になってくれる❣

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『アドリブ』#あすなろ書房 著/佐藤まどか 音楽にはド素人の私は、小説で音楽をどう描くんだろうと思いながら読みました。でも、これを読んで感動しました。小説も音楽も同じなんだと。それは本文の中で主人公が、超絶技巧の音楽仲間に言う台詞でした。 「君に足りないのは、テクニックじゃない。努力でもない。闇だよ。不安で泣いたりコンプレックスに苦しんだり、差別されて惨めな思いをしたり、だれかに片思いをしたり、孤独で死にそうになったことなんてないだろ?君の心にはそういう闇がないから、人の苦しみや悲しみがわからないんだよ!つまり、それが音楽だろう?」 この言葉は、そのまま、私自身が書いてこれた道筋を示している言葉でもあったのです。 そう、私は、聞けば皆さんがびっくりなさるぐらい、色々な痛みを経験して今があります。作家とは、人生の道のりで、痛い思い、苦しい思いをした事こそが書く力になってくれるのだと、私は感じていました。 そして、さらに気付きました。作家には音楽をなさってる方もいらして、ドリアン助川さん、山川健一さん…お二人とも素晴らしい作家さんなんです。それこそ、音楽も小説も、その人の人生に裏打ちされて存在するのを証明しているのではないでしょうか。素敵な物語をありがとう~まどかちゃん❤

 

『佐竹音次郎物語』#学研プラス 著/横山充男 と、『松下幸之助物語』#PHP研究所 著/渡邊祐介 愛の人を描く。

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ノンフィクションのこの二冊は、生涯を愛で貫いた男の人生を描いたものです。身寄りのない子どもたちを救おうと、日本で初めて保育園を作って、病苦と戦いながら、子どもたちを守り抜いた佐竹音二郎。そして、九歳で父母を亡くして、丁稚奉公から人生が始まったとも言える松下幸之助もまた、実業家としての才能だけでなく、人への愛の深い人でありました。人生の成功は、その人自身が抱えた愛にこそかかっているのかもしれないと思えました。横山さん、渡邊さん、素晴しい物語をありがとうございました。

『泣いたあとは、新しい靴をはこう』#日本ペンクラブ #越水利江子

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作家の皆さんの心のこもった言葉が、子どもたちに届きますように~(私もいじめにあった友達を思う子や、今貧しさに苦しんでいる子の相談に言葉を寄せています。


届きました!日本ペンクラブの作家たちの真心の本です~