2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

幕末の案外知られていない話

riekossy 坂本龍馬の最期の地、京都河原町近江屋跡には石碑が建っているが、実際の近江屋は石碑に向かって左の店舗。石碑の建っている店ではない。後継者が血塗られた事件を嫌って石碑を建てさせなかったので、隣家に建てたという。 riekossy 龍馬の隠れ家、…

京都、東福寺の紅葉

東福寺へ紅葉狩りに行きました。平日だというのに、観光客が数百人……でも、土日の十分の一だそうです。 紅葉は残念ながらもう終わりがけでした。ここで育った私としては、こんなもんじゃない〜という気持ちはありました。 盛りの時期なら、もうこの世のもの…

戦国乱世に突入か!?

このところ、業界で囁かれていたのは集英社さんが児童文庫分野に参戦するという噂。 その児童文庫が、とうとうスタートしたようです。 「集英社みらい文庫」と名付けられた児童文庫の意気込みは「日本一おもしろい児童文庫を創ります」というもの。 先年の角…

忘れられない絵本

私の持っている『のらいぬ』は、第六刷の絵本ですが、私にとって忘れられない本なのです。 絵は谷内こうたさん、文は蔵冨千鶴子さん。 一匹ののらいぬが見つけたのは、一人の少年。 夏の陽射しでハレーションをおこしたような海と砂、そして灯台。 駆ける少…

後藤竜二さんを偲ぶ会

本日、戻りました。 昨日、われらが兄貴「後藤竜二さんを偲ぶ会」に行ってきました。 リーガロイヤルホテル東京は都心にあるというのに、こんなに美しい中庭がありました。 紅葉した木々が美しく身を飾って、後藤さんを見送ってくれているような気がしました…

月の上のガラスの町

月の上のガラスの町 (シリーズ本のチカラ)作者: 古田足日,北見葉胡出版社/メーカー: 日本標準発売日: 2010/04/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (4件) を見る今から遠い未来、人類が月に暮らすようになった時代、月の上には…

行ってきます〜

11月22日は、後藤竜二さんを偲ぶ会です。 家は、家族と愛犬にまかせ、朝の新幹線で東京へ。 帰宅は、23日になります。 まだまだと思っていたのに、あっという間に過ぎ去る日々。 人生が駆け去っていく足音が聞こえるような気がします。そう、あれは私の人生…

本を片手に、出かけよう〜

江戸・幕末を切絵図で歩く 著/伊東成郎 またまた素晴らしいご本が出版されました! 私が新選組ファンタジーを書くために、いつもお世話になっている伊東成郎先生の最新刊です。 龍馬の青春、新選組のその後、彰義隊の死闘、桜田門外の変、さらに忠臣蔵……彼ら…

時々は記憶から引っ張り出して、刻みつけておきたいこと

[【京都木屋町、傾いた町家。でも、立派なビルよりずっと風情がある…】 これは、かつて、作家の集う飲み屋で聞いたお話です。 人間の心(脳ともいえる)には、末那識(まなしき)と阿頼耶識(あらやしき)があるのです。末那識は梵語でmanas、意識と訳します…

『忍剣花百姫伝』へのお便り

瑞穂ちゃん(小6)からのお便り 『忍剣花百姫伝』全巻読みました!一言でいうと、サイコー!!でした! 私は、この本を読む前は、とくにおもしろそうな本もないし、ためしに読んでみようかな〜という気持ちでした。でも、読みはじめると、夢中になりました…

比叡山の紅葉

昨日は比叡山へ紅葉狩りに行ってきました。 でも、カメラを忘れたので、紅葉を拾ってきました。 これだけでも絵になるね。 比叡山は、北の斜面が綺麗でした。 で、こちらは去年の比叡山の紅葉です。 この時が100点満点とすると、今年は70〜80点かな? とはい…

小説を書きますよ

昨日、M社の編集さんよりご依頼があって、またも新選組ファンタジーに挑戦することになりました。 しかも、この度は、YA世代から大人まで読んで頂ける小説です。 編集さんは『月下花伝 時の橋を駆けて』『花天新選組 君よいつの日か会おう』を読んで下さ…

他人の中のわたし

riekossy 自己というのは自分の中にあると現代人は考えていて、そこから生まれてくる発想が「墓はいらない、海にながしてくれ」というもの。そういった自己は明治維新以降に出てきた「我」であり、そんなものは大したもんではないとおっしゃったのは、養老孟…

これ、観たいです〜

昨日から全国ロードショーのジャッキーの監督/主演作品。 名もなき兵士に捕らえられた敵国の若き将軍(←イケメン)、それは奇想天外な逃亡の始まりだった… 「ラスト・ソルジャー」のチラシは、「エクリプス」を観にいって、もらってきました。 面白そう〜 戦…

「トワイライト」ダイジェストに怒る

「エクリプス」パンフレットより。 オオカミ少年、ジェイコブ ♥ (テイラー・ロートナー)と、ヴァンパイアを惹きつける香りの血をもつ少女ベラ(クリステン・スチュアート) 昨夜放送された「トワイライト」ダイジェストは、ご覧になった方も、途中で挫折さ…

][講談社青い鳥文庫][忍者][織田信長][越水利江子の本]新作見本が届きました

『時空忍者おとめ組』完結編の見本が、ついに届きました。 表紙、信長と乱を素敵に描いて下さったので嬉しいです。 歴史の大転換点、本能寺の変。 今回は、信長、乱をたっぷり描けて幸せでした。 でで、これは、台湾で発行された『あわてんぼうなお姫さま』…

忘れ去られた負け犬の遠吠え…

エラいものを見てしまった……実は、ちょうど『月下花伝 時の橋を駆けて』が本になった頃の日記なんですが……。以下(セピア文字)のことが、綴られてありました。 先日の上京で、神さまの声を聞きました。いや、実際は、となりで飲んでいたM社の編集さんのお…

人は、人生の早い時期に生まれてきた理由を知るのだよ

これは、昨日の日記に書いた『アルケミスト』に書かれた言葉です。 ◆人は、人生の早い時期に生まれてきた理由を知るのだよ。(※だが、前兆に注意しないものは、やがて、それを忘れていく) ◆(人生の)宝物を見つけるためには、前兆に従って行かねばならない…

水嶋ヒロさんの受賞作

【過ぎし秋…今年はどうかな?】ポプラ小説大賞を受賞された水嶋ヒロさんの『KAGEROU』は発行時期未定といわれていましたが、どうやら来春に発行されるらしいです。 「粗削りだが、それを凌駕するパワーがあった」とされる選評と、審査委員がポプラ社編集部と…

雨は降らなければならない

今、ヴァンパィアの物語を書いてます。 アンソロジーなので短編、でも、実はもっと長い物語の習作のような作品です。 〆切より早めに入稿したいのですが、できるでしょうか…。それで、今夜は「遠い日の日記から」。 ある朝、朝風呂へ急ぐ娘が、台所を通り抜…

水嶋ヒロさんの『KAGEROU』

俳優引退を宣言された水嶋ヒロさんがポプラ社の小説大賞を受賞されたとか。 やっかみ半分の悪口はまあ、お作品を読んでからにしたらどうかなあと思います。 このところの不況はあれど、ポプラ社は児童書の版元として長年トップをはしってきた出版社です。水…

熱気あふれる季節風大会のご報告

全国&海外からも生原稿をひっさげて、作家と書き手が集合する季節風大会からもどりました。 あさのあつこさんはじめ、季節風所属作家、会員が世話人をつとめる各分科会は、どこの分科会も「来てよかった〜」の声、声、声。 この日、愛の物語分科会メンバー…