2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

史実、定説、フィクション

新選組のような歴史時代小説を書くとき、史実、定説をどう扱うかがとても難しいです。これにとらわれすぎると、実録とか研究書のようなものになってしまうので、どれをとり、どれを捨てるかの取捨選択が難しい。 わたしは根幹の部分(新選組の誠、士道、時代…

「月下花伝 時の橋を駆けて」

幕末ファンタジー一作目『月下花伝 時の橋を駆けて』がamazonでは在庫切れになっています(楽天などほか書店には、わずかながら、まだ在庫あります)。 お聞きしたところによると、版元でも、次の読書フェア用の在庫があるだけのようです。 一作目は表紙やタ…

時代劇チャンネルの沖田総司……

つい、小腹が空いて居間に下り、3時の間食をしながら(ダイエット中なんだけど)、時代劇チャンネルを入れてみると、な、な、なんと! 郷ひろみさんの沖田総司が……!! うう……似合わないっ。ここ↓ http://www.jidaigeki.com/prog/000771_000.html 写真で見…

井上源三郎ゆかりの地

◇新選組の源さんの首が埋められた場所へお参りしてから、いろいろなことがありました。まだご子孫の井上さんのところでも公開されていないようなので、その場所や内容はここには書けませんが、そのうちに、いろいろご報告できると思います。新選組の故郷、日…

「サティン・ローブ」浅見理恵

砂漠の国、サティン・ローブに生まれた少女ユーラは選ばれし巫女の血を継ぐ者。 幼くして母を失い、叔父の家族に育てられたユーラは、巫女の教えを五歳までしか受けていません。巫女としての自覚も自信もないユーラに、とつぜん襲いかかる暗殺者たち。 謎の…

こまじょちゃんです〜

『こまじょちゃんとそらとぶねこ』の見本が届きました。 と、朝まで画像をアップしていたのですが、消しました。というのは、あまりに本物のキラキラが写真では出ないので。本物は色彩も鮮やかで、光線のかげんで星くずがキラキラかがやくコーティングがして…

近況をお送りしました

去年の年末から今年の年始にかけては、〆切の山で、一通も年賀状が書けないという修羅場で、お年賀を頂いたみなさまには、大変失礼を致しました。 またファンレターを下さったこどもたちにもお返事できず気になっていました。 ようやく昨日、近況はがきを発…

産経新聞書評

産経新聞に書評を書きました〜 ↓よろしければご覧下さい。 http://sankei.jp.msn.com/culture/books/080323/bks0803230921003-n1.htm

『霊少女清花1 時空より愛をこめて』

ヨミ**さんの「↑nYn↓:読書メモ・創作サイト」です。 ありがとうございました〜http://plaza.rakuten.co.jp/nynmode/diary/200801290001/

写真が届きました

新選組のご子孫の方々とまだ公表になっていない場所へお参りに行った時の写真です。ほんのちょっと前のことなのに、なんだか懐かしく感じるのはなぜでしょう。 同行の研究家Iさんが、井上さん(源さんのご子孫)からあずかって送って下さったのものです。新…

「魔法にかけられて」

去年から待ちに待った映画です。見てきました〜 私はおとぎ話が好き。現実の人生は思い通りにいかなくても、願いが叶わなくても、おとぎ話はハッピーエンド。安心できて、ほっこりして、夢のようで大好きです。 でも、吹き替えはいや。特にミュージカルは、…

春なんですね

花を見ると心がなごみます。これから、春から夏へいっぱい花が咲きます。楽しみです〜 我が家のサクラソウ。 とはいえ、もう3月もあと10日。のんびりもしていられなくなりました。今月末、初夏に締め切りの原稿を本腰を入れて書きます。 さあ、今日から!…

「飛騨の怪談」岡本綺堂著、東雅夫編

[rakuten:book:12824038:image] 岡本綺堂の怪奇ラブロマンスの復刻。これから、幽ブックスからどんどん出版される幽クラシックスシリーズの一冊です。 表紙の妖し美しにまず一票。 このシリーズはすでに四冊出ていますが、総じて表紙が妖しく怖く、でも惹き…

「風のラヴソング」

ノンちゃんから「風のラヴソング、発見!」のメールが届きました。 「えっ、ほんと!?」と、作者は全然知らなかったのですが、ありましたありました。 ノンちゃん、ありがとう〜〜〜 ↓ここです〜 講談社の青い鳥文庫、もうすぐ出る本のコーナーです。下の方…

ついに表紙が!!

ついに、『花天新選組 君よいつの日か会おう』の表紙カバーが出来ました〜 『月下花伝』と同じく、弓本純加さんの絵です。 沖田総司さまの美剣士ぶりにくらくらします。さらに、その奥に何を思うか考え深げな土方さまが……! う、う、美しすぎます……大丈夫で…

校正三昧

ここ数日、『花天新選組 君よいつの日か会おう』の最終校正と、『こまじょちゃんとそらとぶねこ』も最終校正をしていました。 『こまじょちゃん』は4月初旬発行。『花天新選組』は4月20日発行です。 『花天新選組』の表紙の仕上がりはまだ見ていないので…

ぼーっ

ぼーっとして、何も書けません。 いや、たんに、またも風邪をうつされたせいで。>息子に なんとか、昨日の取材まではと、クスリを飲み、気を張っていたので、昨日の取材&お参り(内容はまだ公開できません)は無事貫徹したのですが、昨日の夜からもうダウ…

『さっさら春風「もしも」はすてて』浅田宗一郎

丈夫(じょうぶ)は、生まれつき左手に傷害をもっています。 そのことを恥ずかしく思っていた丈夫に、おねえちゃんの恵(めぐみ)はいいます。 「おねえちゃんが丈夫の左手になる。そやから、安心して、ポケットから手ぇだし。」と。そのおねえちゃんもまた…

『ぶっとび!スクール』たからしげる

『びっくり!スクール』『どっきり!スクール』につづく第三巻。 日暮坂小学校5年1組で起こる不可思議な事件。 今度は、いきなり現れる給食のプリンスがふるってます。 レースの白いブラウス、豪華な刺繍をほどこしたロココ調の長上着、おまけに、白いハイ…

削除しました

朝書いた日記を削除しました。 嬉しいことはやっぱり秘密にしておきます。 それに、自分の作品について、うだうだ書いてる自分がいやになったから。さくっと削除。 日記を書くことは、精神状態に良いとはかぎらないですね。 明日、わたしは新選組のご子孫の…

日本児童文学

「日本児童文学」の最新号がとどきました。 その中で、新人登場のページに、季節風の本多明さんと、この間の日本児童文学者協会の関西大会のシンポで司会をしていただいた安田夏菜さんが登場されていました。 その中で心に残った言葉。 「人が自分のやさしさ…

幕末ファンタジー

私の書く新選組は、いわば幕末ファンタジーです。 というのは、時代小説の新選組なら司馬遼太郎さんの『燃えよ剣』『新選組血風録』。 歴史小説というなら、新選組を自分の目で見聞きした人が生きていた時代に取材された子母澤寛さんの『新選組始末記』シリ…

表紙ラフ

昨日、『花天新選組 君よいつの日か会おう』(大日本図書)の表紙ラフを見せて頂きました。かっこいい〜 うう、泣ける…… だって、少し頬の削げた沖田総司が命の煌めきと哀しみを秘めてたたずんでいて、その背後には土方さんが…っ!うっうっ……(忍び泣き) 新…

野菜ばっかりご飯

この頃、減量中。でも、仕事は忙しい。なので、全く手間いらずの手早い野菜中心のご飯です。焼き魚がほしいのですが冷蔵庫にあるのは冷凍のかつおのたたき(まあ、今夜はこれで)。あっさり、豆腐と分葱のおみそ汁を添えて。 ところで、このかぼちゃ。表示は…

「うわさの雨少年」宮下恵茉

『うわさの雨少年(レインボーイ)』宮下恵茉(ポプラ社) 野球の試合、遠足、運動会……晴(はる)が楽しみしている行事は、いつも雨。 生まれた時から、降水率100%の雨男の晴。 全然、楽しみにしてない(というか行きたくない)ひいおじいちゃんの法事ま…

おひなさま

Eちゃんから、こんな可愛いお菓子を頂きました。写真を撮る前に、すでにこどもたちにかじられてしまいました(ネズミ?)が、それでもこんなに可愛くて、食べるのがもったいないです。といいつつ、食べてみたらほんのり甘くて美味しかったです。Eちゃん、あ…

第36期日本児童文学学校のご案内

以下、協会事務局からのご案内です。 第36期日本児童文学学校(受講生募集) 現在活躍中の作家が講義し、受講生からの提出作品の講評も行います。また提出作品が最優秀作品に選ばれると、隔月刊「日本児童文学」に掲載されます。さらに受講期間中に発行さ…

今日の仕事

今日は時間がないので、箇条書きで。 (1)『風のラヴソング』の校閲済み校正刷りが届きました。今日はこれをチェックします。といっても、これはすでに発表済みで賞を頂いたりしているものなので、ほとんど手直しはなしですが、総ルビなので漢字変換できる…