2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

図書館で読めるあの名作『ヒョコタンの山羊』著/長崎源之助

かつて、名作と言われた児童文学が書店の棚から消えて久しい。けれど、図書館なら、今でも読める名作をもう一度! 『ヒョコタンの山羊』には、牛や馬を屠殺する職業のキンサンが描かれます。 在日朝鮮人のキンサンは、小学校を出て三年ほどで、「牛殺し」と…

女の子の気持ち…「この広い背中を守りたい」

このところ、『恋する新選組』のイメージソングCDを聴きながら仕事をしています。なぜかというと、幸城まなみさん、日南まゆきさん、長谷川すぐみさんの作詞、Mar-Bowさん作曲 の三曲からは、女の子の恋心が伝わってくるからです。 恋した女の子(女性も)と…

『江戸猫ばなし』著/赤川次郎/稲葉稔/小松エメル/西條奈加/佐々木裕一/高橋由太/中島要(七作家のアンソロジー)(光文社)

ご縁があって、白泉社の『てのひら猫語り』を書かせて頂いたので、猫つながりで読みたくなりました。大好きな小松エメルさんが書かれているというのも理由の一つですが、赤川次郎さんはじめ、錚々たる七作家さんがどんな猫ばなしを書いておられるかも楽しみ…

『空へ』著/いとうみく(小峰書店)

空へ (Sunnyside Books)作者: いとうみく,danny出版社/メーカー: 小峰書店発売日: 2014/09/10メディア: 単行本この商品を含むブログを見る父親の突然の死により、かあちゃん、妹の陽菜、そしてオレ、ちいさなアパートでの三人暮らしがはじまった。働きに出る…

連載写真絵本「つぶやき物語3 森の絵描きさん」

「秋だねえ」 「松ぼっくりがいいました。 「秋ですねえ」 真っ赤に染まったもみじもいいました。 「君のきれいなその色は、いったい誰が染めるの? ぼくは緑からこんな色になるだけなのに」 松ぼっくりはうらやましそうにいいました。 「それはね、私たちを…

OTOGIさん、日高美子さんのジョイントコンサートへ行ってきました〜

偶然、懐かしい方々にもお会いできて、嬉しかったです〜 OTOGIさん、向かって左が泉兵衛さん、右が金子さんです。 泉兵衛さんの歌声やキャラクターの明るさ、楽しさに、はるばる来て良かったなあって、心から思いました。 お馴染み幕末の志士たちを歌った勇…

我が青春の高倉健さん

昔、健さんと同じ空間にいたことがあります。 十代の頃です。 たった数年でしたが、京都の東映、大映、京都映画などの撮影所で仕事をする小さなタレント事務所の大部屋女優でした。 総じて脇役ばかりで、多くはワンシーンのみの出演でしたが、有名どころでい…

日本ペンクラブ・シンポジウムin京都が京都新聞に紹介されました〜

他のイベントを抜けて、ご挨拶に駆け付けて下さった日本ペンクラブ代表の浅田次郎さんです。並んで座っている登壇作家の一番手前が越水と朽木ねえさんです。こうして見ると楽しそう〜 大きな画像はこちらをクリック→ http://p.twipple.jp/WFc9W

11/15日本ペンクラブシンポジウムin京都の登壇作家&杯を交わした作家さんの本

実のところ、皆さん、著書の数が半端ないので、ここにご紹介できるのは話題の新刊一冊だけです〜天国までの百マイル (朝日文庫)作者: 浅田次郎出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2014/04/25メディア: Kindle版この商品を含むブログ (3件) を見るカラフル…

「ポスト3.11 ― 子どもたちの未来、子どもの本の未来」シンポジウムin京都」の懇親会

これを楽しみに頑張った一日。 ようやく、この時が来ました、懇親会。 ←作家芝田勝茂さん、松原秀行さんというお二人の大兄貴を囲む一軍には、同じく作家の濱野京子さん、岩崎書店の編集さん、評論の繁内さん、詩人、画家でもある井上良子さんなどが写りこん…

なんと、新商品情報の第一位!

たまたま、覗いてみたamazonで、ノンフィクション、伝記の新刊情報の第一位になってました〜 わぁい ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ わぁい♪ 文庫 杉文 真心をつくした吉田松陰の妹 (フォア文庫)作者: 越水利江子,十々夜出版社/メーカー: 岩崎書店発売日: 2014/12/11メデ…

近づいてきました〜◇2014年11月 15日開催「ポスト3.11 ― 子どもたちの未来、子どもの本の未来」シンポジウムin京都

いいかえれば、子どもたちへの愛を、作家たちが語る一日です。 ※事前予約が必要です。 「ポスト3.11 ― 子どもたちの未来、子どもの本の未来」 2014年11月15日(土)午後2時〜4時30分 プログラム: 第一部 基調講演「3・11後の子どもの本」(仮題) 講師 …

11月5日発売です〜

よろしくお願い致します〜m(_ _)mてのひら猫語り~書き下ろし時代小説集~(招き猫文庫)作者: あさのあつこ,金巻ともこ,越水利江子,時海結以,平谷美樹,川原泉出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2014/11/05メディア: 文庫この商品を含むブログ (12件) を見る

子どもの絵手紙展『こまじょちゃんとふしぎのやかた』

京都市右京図書館の絵手紙展です。 拙著『まじょもりのこまじょちゃん』シリーズの『こまじょちゃんとふしぎのやかた』の絵手紙を書いてくれた子が! とっても可愛い〜♥ ありがとうございまっす!写真は、お友達作家の宮下恵茉ちゃんが撮ってくれました〜恵…

招き猫文庫発刊!

新聞記事拡大画像↓ http://p.twpl.jp/show/orig/X5utD どれも読んでみたい一冊!

書かねばならぬ〜っ。依頼仕事を誠実にどうこなすか、まず書きたいものを書く時間をどうやって作るかに悩む冬到来…だが、まず季節風の仲間の原稿から…

さ、自由に本が読めるぞ〜と思っていたら、またまた書かねばならぬ状態に……。 年内に、昔話の再話絵本の原稿を。さらに翻訳少年少女文学の原典も読み込み、中学年向きに書かねばなりません。 さらに、方向性検討中だった「うばかわ姫」を書き進めなければ。 …

連載写真絵本「つぶやき物語2 森の声」

「ふかふか、ふかふか、このおふとん、ふわふわで気持ちいい〜」 森の苔の道で誰かがいった。 「誰だい?」 僕はしゃがんで、苔の道をのぞいてみた。つんつん伸びた苔の芽が、ふるふる震えている。 「君かい?」 「ちがうよ」 苔の芽がふるふる笑ってこたえ…

ささやかな嬉しいこと…「指輪ひとつ」

♬今では〜指輪も回るほど〜やせてやつれたお前の噂〜♪ …って、歌ほど色っぽくやせたわけじゃないけど、ここ一年半ほどやせたせいか、昔の指輪が入るようになりました。 で、はめてみた。 こうしてみると、手は年取ったなあ。 でも、心は変わらない…全部じゃ…