2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

図書館センター二周年記念フェアの江戸時代特集の棚で、『東海道中膝栗毛 弥次さん北さんずっこけお化け旅』#岩崎書店 など、岩崎書店さんの「ストーリーで楽しむ日本の古典」シリーズも並べて頂いています❣

図書館センター二周年記念フェアの江戸時代特集の棚には、学校図書館の司書さんや先生方、図書委員の生徒さん達もおみえになるとか。本と出会って頂く素晴らしい場です。ありがとうございます〜東海道中膝栗毛 弥次さん北さん、ずっこけお化け旅 (ストーリー…

『手をつないだままさくらんぼの館で』#KADOKAWA 著/令丈ヒロ子

楽しい展開にワクワクしながら読んでいたのに、気が付けば、思いもしない世界に堕ちていた…という衝撃。ただの読者なのに、主人公が感じるすべてに、私もすがるように読み進めていました。それは、描き出された世界が楽しかったからこその、喪失の哀しみでし…

『教科書に書かれなかった戦争67 ラケットはもうつくれない、もうつくれない―戦時下、下町職人の記憶』#梨の木舎 著/青海美砂・絵/五十嵐志朗

この本は、戦時にラケット職人だった父や兄の証言をもとに書かれた戦争児童文学です。まず物語としてどうとか言う前に、戦時の庶民の暮らしやその辛さが記録されており、創作ながら、庶民のドキュメントのような仕上がりになっています。戦後70年を過ぎた私…

【2018/11/12】『ガラスの梨 ちいやんの戦争』#ポプラ社 友人や読者さんのご感想を更新しました!(追々、更新いたします)

NEWショーン‏ @soireeT↓さん 「ガラスの梨」越水利江子/著(ポプラ社)読みました。優しい兄やんが召集されて間もなく戦死!戦火に逃げまどう具体的な描写、近しい身内でも戦争中となると鬼にもなる。真の庶民の戦争を見た。未来に残すべき本。 NEW大島理惠↓さ…

「日本児童文学」2018年11月・12月号に寄稿しました〜

エッセイ「上達のヒケツ!」として、作家/安東みきえさん、いとうみくさん、おおぎやなぎちかさん、服部千春さん、みおちづるさん達との特集ページです。どの方も今を時めく作家さんで、どのエッセイも面白い〜です。でも、このタイトルを頂いて困惑したのは…

『車夫』#小峰書店 著/いとうみく

〆切に追われてアップできなかったいとうみくさんの車夫シリーズ。完結を祝してアップ致します。 父の出奔の上、母までがいなくなって、いわば世の中に一人ぼっちで放り出された十七歳の少年、吉瀬走が、高校中退して始めた仕事は人力車の車夫であった。その…

『一ツ蝶物語』#ポプラ社 著/横山充男・絵/辻恵

一ツ蝶物語 (teens’ best selections)作者: 横山充男,辻恵出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2018/11/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る現代に生きる少年が蝶に導かれて見た幻想から、歴史の中で「道とは何か」を考えるきっかけを得られ…