『土方歳三波濤録』釣洋一さん

新選組が歩いた道、戦った道を、同じ季節同じ日数で、自分の足で歩き抜いた釣洋一さんの愛と誠あふれる実録。
その丹念な調査踏査の結果、伝わってくる生きた皮膚感覚は、類書の追随を許しません。新選組研究は日進月歩といわれるほど、次々新しい資料発見がありますが、これほどまで彼らと共に歩み、彼らの魂に寄り添った研究家は釣洋一さん以外にないと思います。その成果の一冊。