ようやく見えてきました〜

『花天新選組 君よ いつの日か会おう』の校正は終わって、昨日の便に間に合わなかったので、今日発送します。
『花百姫5 たたら一族の陰謀』(仮題)は、今日、最後の推敲をして、今夜あたりに初稿脱稿しそうです。
0編集長、お待たせしてすんませんでした〜
ようやく、年末から抱えてきた大きな山が、一山越えられそうでほっとしています。
次の一山は7月あたりかな。今のところの予定は、3月あたりにT社の再話絵本、4,5,6月あたりで、P社文庫、K社文庫、花百姫6を書く予定です。これらを夏休み前に全部入稿するのが理想だけど、この間にすでに入稿した数作品の校正も入るので、さあ、できるかな? まあまあ、その心構えで頑張ります。
それにしても、amazonで『月下花伝 時の橋を駆けて』が全然入って来ないのは、版元在庫切れですか? M編集長〜 ほかのオンライン書店はあるようなのに不思議です……
ところで、関西大会でどなただったか「越水さんってエンタメの作家さんだと聞いていましたが、リアリズムやファンタジーのすごいのがいっぱいあるんですね」っておっしゃった方がいらっしゃいました。
すごいかどうかはともかくとして、そうか、最近はエンタメ作家と思われているらしいと新鮮な驚きでした。なんというか、世の中は、何かの枠にはめたがるというか、デビュー当時は文学作品(この呼び名はきらいだけど)しか書けない作家と見られていたので、依頼仕事は少なかった(めったになかったといっていい!)です。
でも、わたしはデビュー当時も今も変わってません。ジャンル枠にこだわらず、好きなものしか書かないだけです。振り返れば、デビュー当時のパワーいっぱいの時にこれぐらい仕事があれば、いっ〜ぱい書けたのにぃ〜という思いがあります。
でも、版元だってキャリアのない作家相手に冒険はできません。結局、どういう作品をどうやって持ち込めばいいのかわからなくて、ただうろうろするばかりだったんですよね。だから、後輩には、できるだけ同じ轍は踏まないように近道をおしえてあげます。商売敵を増やすことになるけど(いいのか……)。実際、ぴちぴちの商売敵が増えてます(うう、驚異だ……)。
月下花伝 時の橋を駆けて [ 越水利江子 ] 忍剣花百姫伝〈4〉決戦、逢魔の城 (Dreamスマッシュ!)