もうすぐ歳三忌です

5月11日は新選組の故郷、日野市で歳三忌があります。
新選組ご子孫やファンが全国から集まっていらっしゃる法会です。
今年は勇忌に新刊が間に合わず墓参を断念しました。それで、前日10日から上京。まず、新刊のご報告かたがた近藤勇さんの墓参を致します。その夕から日野へ入って、勇さんご子孫、天然理心流宗家の宮川さん、源さんご子孫の井上さんとご一緒に新選組のお芝居を観劇、その後会食の予定です。
翌11日歳三忌で、今回の新刊を書くにあたってお世話になったご研究の先生方やご子孫にもお目にかかれるはずです。6月の総司忌ともども、新選組の濃い二日間になりそうです。
それまでに5月中旬〆切のアンソロジーの怪談とエッセイを書かねばなりません。昨日の夜、怪談についての調べ物をしていたら、ぞわりと来たので執筆はやめました。怪談原稿に限っては夜の執筆はいけません。いえ、私は霊感があるとか、そんな者ではないのですが、ただ、霊気とか、神気とか、怖い気とか妖しい気とか、そういうものだけは子どもの頃から感じるのです。>ただの臆病者ともいえるが……。
たとえば、新選組の山南さん、勇さんの墓参をした時は、侍らしい清々しい気を感じました。沖田さんの墓参をした時は汚れないというか、少年のような(もっといえば幼い子どものような)、透明な気を感じました。そういう気は他のことに気を取られていると、なぜか感じないのです。
そんなわけで、気のせいだろうとなんだろうと、怪談の原稿を書いているときは、必ず、怖いモノがぞわりと近づくのを感じるのです。あきらかに、ぞわりと近づいて来る何かがあるのです。ですから、実際の怖い出来事は決してそのままは書きません。必ず創作を入れて、違う話に仕立てます。そのまま書くのは非常に怖いのです。近づいて来たモノが入りこんできそうで。とまあ、怖いので、怪談原稿の初稿をこれから書き上げます。(夜までに)
◆おすすめの一冊に、『あした、出会った少年』(ポプラ社)がありました。ありがとうございます。
25CINQ:ビジネスリサーチの読書に関するアンケート・おすすめの一冊↓
あした、出会った少年―花明かりの街で (for Boys and Girls)
http://survey.25cinq.net/report/94_Reading3.html
よろしければ、Levenさんのページもご覧下さいまし↓。
http://d.hatena.ne.jp/sunumaru/20060204