昨日は、季節風同人のお祝い会でした。

実は、季節風同人は様々な文学賞で入賞、受賞されています。
中でも、今回は、児童文芸家協会新人賞を受賞された堀米薫さんの『チョコレートと青い空』、高橋秀雄さんの『地をはう風のように』が、共に全国課題図書となったお祝い、さらに、いとうみくさんが『糸子の体重計』でデビューされたお祝い会でした。
温かい手づくりの会で、みんな優しい笑顔ばかりに囲まれて、きっとお三人はお幸せだったろうな…と思えるような素敵なお祝い会でした(実は、越水も呼びかけ人だったのですが、何もしてなくて、実行委員のみんなの心遣いに、部外者みたいに感動しただけ。すまぬ……)。

左から、高橋秀雄さん、堀米薫さん、いとうみくさんです。(このぐらいの小さな写真だと許されるかな?)
高橋秀雄さん、堀米薫さんの著書のご紹介は、すでにこのブログでしていますので、よろしければ、そちらもご覧下さい。



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『チョコレートと青い空』ご紹介ページはここをクリック!
『地をはう風のように』ご紹介ページはここ!

地をはう風のように (福音館創作童話シリーズ) チョコレートと青い空 (ホップステップキッズ!) 糸子の体重計 (単行本図書)

今回まだご紹介していないのは、いとうみくさんのデビュー作『糸子の体重計』です。
この物語の面白さを、あさのあつこさんは「夢中になった。物語にからめとられた。陽気でまっすぐな糸子がどんとぶつかってきたのだ。」と、帯の言葉に寄せておられます。
そう、ほんとに引き込まれるのです。リアルであいまいな部分のない子ども達の姿が鮮やかに立ち上がってくるのです。そして、登場する子ども達のすべて、意地悪な子も含めてすべてが、作者に愛されているのを感じます。
読み終えたあと、きっと、読者の誰もが幸せな気持ちになれるはず。
それはこの物語が、それはもう欠点だらけの子ども達を描きながら、最後には「ああ、この子たちみんなが大好きだ〜♪」という気持ちにさせてくれるからです。
読んでがっかりすることはありません、ぜひ、ご一読を。

さて、お祝い会の話題に戻りますと、会場で販売されていたいとうみくさんの新刊も買ってきました!
おねえちゃんって、もうたいへん! (おはなしトントン)
また、落ち着いたらご紹介したいと思ってます。
お祝い会は、二次会三次会と流れましたが、私は三次会の途中で体力尽きて、ホテルに帰りました。
まだまだ話したい方もあったのだけれど、もう、体力がもたなくて…
お話できなかった皆さま、どうぞ、失礼をお許しくださいませ〜