『氷の上のプリンセス こわれたペンダント』著/風野潮 絵/Nardack

全日本ジュニア選手権まで2週間をきり、プログラムの練習に熱がはいる春野かすみ。ところが、ママが盲腸で入院してしまい、1週間ばかり瀬賀冬樹の家に泊めてもらうことに。ふだんとちがう環境で、スケートに集中できないかすみだったが、さらに冬樹が足をケガしていることに気づいてしまう。練習を休んだほうがいいとすすめるかすみに対し、冬樹は「親には絶対いえない。」と半泣きになり、亡くなったお姉さんのことを話しはじめた…(BOOKデータより)
人気上昇中のフィギュア・スケートの頂点を目指す女の子たちの物語も、早くも4話目!
登場するスケーターの少女たちの名が、かすみ、真白、美桜、優羽、花音……うん、実際に第一線で活躍している若い選手たちを彷彿とします。
風野さんは、女の子らしくって可愛いネーミングがうまいなぁと感心。
なぜかというと、その名前聞いただけで、その子がどんなふうな子なのか、イメージが浮かんでくるような気がするからです。
さて、その春野かすみは、スケート場に現れる瀬賀冬樹の姉の幽霊からもらったお守りのペンダントを胸に、再び氷上へ…
けれど、今回は、冬樹もかすみもアクシデントの連続。
「ええ、どうなっちゃうのぉ〜」って叫んじゃうかもしれません。次巻まで待てないよぉっていう声も聞こえてきそう。ハラハラドキドキの展開です。
こちらは↓『氷の上のプリンセス』1.2のご紹介ページ
http://d.hatena.ne.jp/rieko-k/20140428/P1
http://d.hatena.ne.jp/rieko-k/20140725/P1