花の東京へ

ただいま〜戻ってきました。
ホテルでは熟睡できない私はこの二泊でどっと疲れて、昨日はぐっすり寝ました。さあ、今日からまた書き仕事です。でも、その前にこの二泊三日のご報告。
初日は、D社の編集長Mさんとのランチ、児童文芸家協会の総会と授賞式、懇親会でした。そのランチはとても美味しくて楽しかったです。最初はお茶だけにしようと思っていたのに、お料理がでてきたとたん、やっぱりビールといってしまった私です(すみません)。お話もあれこれはずんで、すごくいい時間でした。それから、『月下花伝』ファンのみなさまにいいお知らせです。続編を依頼して頂きました。私にとっても好きな作品なので、嬉しいです〜
M編集長〜きっと面白いものにしますねっ!
さて、その後の協会行事ですが、毎年、児童文芸の授賞式懇親会の華やかさには驚きます。総会は順調に進行して和気藹々のうちに終了しました。理事役員のみなさま、総会ご出席のみなさま、関西人、自称関西人のみなさま、お疲れさまでした。でも、実は自己紹介の時間があって、これがとっても楽しかったです。
授賞式懇親会には、もはや数え切れない出版社の方々がおいでになりました。それも、たいていは二人から五、六人でおいでになり、おひとりの版元は少なかったです。ざっと覚えているだけでも、講談社角川書店、福音館、小峰書店岩崎書店偕成社、学研、ポプラ社金の星社、大日本図書、あかね書房毎日新聞社、アリス館、産経新聞社、新日本出版社、国土社などなど、いや、この三倍くらいはおみえだったように思います。児童文芸家協会の底力を見たような気がしました。協会賞を受賞された名木田さんはとても可愛い方。少女のまんまのようなひとでした。香坂さんは凛とした女性でいらっしゃいました。
私は中学の同級生だった福音館の編集(福音館は編集長とかいう呼び方がないらしいのですが、同社の方から聞きかじったところによると彼はとても偉いそうです)のFくんに会いました。功労賞をお受けになった梶山俊夫さんについてこられたそうで、我々の世代にとっては神様みたいな梶山さんもご紹介してもらいました。Fくんとは「今度、また飲もうね」と約束しました。どんなに偉くなったひとでも、私にはいつまでも懐かしい同級のFくんです。
で、その懇親会で、K社のT部長にお会いして「いやあ、呑み会でばかり会ってるね」という話になり、仕事はどうよ、という話になり、以前石崎にいさんが「忍剣花百姫伝よりグレードを下げた時代活劇なんかいいんじゃない。その系統は書ける人いないから。ねえさん、書いたら?」といってくださった話をしたら、T部長「じゃ、君、担当ね!」と、いきなり、そばにいらした副部長のYさんをご指名。「え、ほんき?」と思わず聞き返しましたら、もちろんとご返事。「じゃ、帰ったら早速メールします」とおっしゃったYさんはアイドルのようなハンサムな編集さんです。
わ〜い、また、ハンサムな担当さんに当たっちまったぜぃ〜と、ついご機嫌になってしまった私です(すみません)。しかし、P社(のO編集長は憧れのおっとこまえです)のポケット文庫もこれから書くのに、大丈夫でしょうか……いや、書こうと思えば書けますとも! 目指せ、石崎兄、令丈姉です!
え? 仕事を、おっとこまえかどうかで選んでるのかって?
まさか〜おんなまえの編集さんも多いですし。でも、性別年齢を超えて、やはり、いい男、いい女の編集さんとの仕事が長続きしているような気がします。

忍剣花百姫伝〈1〉めざめよ鬼神の剣 (Dreamスマッシュ)

忍剣花百姫伝〈1〉めざめよ鬼神の剣 (Dreamスマッシュ)

二次会は受賞者の版元さんがそれぞれ準備されるので、いきおい幾つかに分かれてしまいます。協会理事長、理事などは、名木田さんの二次会に参加。名木田さんがとても可愛い方だと知りました。とても作家活動四十年とは見えない少女のような初々しいお方でした。
と、ここまでで、いったん送ります。続きはまた。