季節風が届きました

季節風はついに、会員200人をこえました。日本一大きな同人であったことは以前から変わらないのですが、200人をこえたとなると、これはもう、一種の文学者協会のようなといってもいいのかもしれません。
とはいえ、季節風の特徴は、プロもアマもベテランも新人も同じ土俵で同志として触れ合えるという特殊さにあるのかもしれません。
先生と呼ぶのは禁止!
これが季節風のルールです。
季節風の大会、研究会なども、講師はいなくて世話人や進行役があるだけです。
そこへ、あさのあつこさん、後藤竜二さん、高橋秀雄さん、八束澄子さんなどという堂々たる一枚看板を張っている作家が現役編集委員としてまぎれているのですから、そりゃあ、とんでもない集団です。
現役編集委員ばかりでなく、会員には最上一平さん、今関信子さん、加藤純子さん、山口節子さん、岡野ひでたかさん、吉橋通夫さん、村山早紀さん、みおちづるさん、伴弘子さん、相川公司さん、佐野久子さん、渡川浩美さん、今井福子さん、工藤純子さん、飯田朋子さん、可瑚真弓さん、楠章子さん、杉本深由起さん、鳥野美智子さん、錦織友子さん、加藤一美さん、力丸徳子さんなどなど、数え切れない人気作家・新人作家の群が、私の存じ上げている方々だけでも綺羅星のごとくなのです。
なにより、これから花火をあげそうな、いや、火を噴きそうな書き手がすごい人数おられるのが、季節風の自慢です。
そのなかで、季節風の厳しい選考をくぐりぬけて掲載された作品群を、みなさま、どうぞお楽しみ下さい。執筆者には童話城のご常連もいらっしゃいます。ひでじぃさんこと高橋秀雄さんは当然のこととして(とはいえ、季節風の選考というのはこの高橋さんの作品さえ落としたことがあるのです)、ハンドルでいいますと、水玉ちゃん、どじょうさん、敦子さんの作品が選考通過で掲載されています。今回は残念ながらとなりましたが、ノンちゃん、風馬さん、ひまわりさん、さほさんなどもご活躍されています。
読んでみたいという方はぜひここへ↓
http://dowajo.hp.infoseek.co.jp/newpage1dojin.htm
季節風は書評にも力を入れています。
今期書評委員会の書評のなかでは、拙著『月下花伝』を阿久津稔さんが取り上げて下さっていました。おもわず、涙ぐみました。作品にこめた魂をエンターテインメントゆえに無視される方々も少なくないなか、阿久津さんはその魂を受け止め、書評して下さいました。たかが書評と笑わないで下さい。その書評に生きる勇気を頂くこともあるのです。とても大きな励ましを頂きました。ありがとうございました。阿久津さん。
以下、こんなもんじゃない!でも、一部紹介、季節風同人の本↓
紅玉なまくら (YA!ENTERTAINMENT)ぬくい山のきつね (風の文学館2)父ちゃん (文学の散歩道)月下花伝―時の橋を駆けて福音の少年わたしの、好きな人Go!Go!チアーズ―嵐の転校生from U.S.A. (Dreamスマッシュ!)だんご鳥 (緑の文学館)魔女のルルーと赤い星の杖 (風の丘のルルー (5))少女海賊ユーリ 未来へのつばさ (フォア文庫)神さまの住む町 (わくわく読み物コレクション)