ただいま〜

家族と滋賀へ二日間出かけていて、昨夜遅く戻りました。
それはそうと、そういう出先で書店へ寄ることが多くなって、書店にある本というのをチェックするようになりました。お友達の本では令丈若ねえさんの『若おかみは小学生！』シリーズ、石崎にいさんの『黒魔女さん』シリーズ（共に青い鳥文庫）、池田美代子さんの『妖界ナビ・ルナ』シリーズ、みおちづるさんの『少女海賊ユーリ』シリーズ（フォア文庫）あたりはどこの府県へ行っても平積みでずらっと並んでます。これはお約束みたいなもんです。あ、風野潮さんの『マジカル・ドロップス』（光文社）も必ずあるなあ。
それから、最近までは岩崎書店のYAフロンティア『鬼にて候１』（横山充男）『Ｓ力人情商店街』（令丈ヒロ子）などがずらっとシリーズ全部平積みされていたのですが、最近は本棚の中で背表紙のみが多いです。それに既刊本のうち２，３冊しかないということが。売れているからか、それとも補充がないのか微妙ですが、岩崎書店の営業様、どうぞ頑張って下されませ。
ポプラ社の文庫もごっそり皆無のところがあるので、業界ダントツのポプラ社さんも、文庫ではご苦労なさっているのではと思います。
絵本では後藤竜二さんの『１年１組』シリーズの新作と『おかあさん、げんきですか』（共にポプラ社）がいつでもどこでもあります。
私、越水利江子の本では、書店に必ずあるのは『こまじょちゃん』シリーズ（ポプラ社）、『霊少女清花１時空より愛をこめて』（岩崎書店YAフロンティア）と『忍剣花百姫伝４』（ポプラ社）ぐらいです。でも、花百姫伝は１〜４を揃えてもらわないと売れにくい商品なのに、たいてい新刊しかありません。それが残念です。
時々ある本は『百怪寺夜店シリーズ・妖怪ラムネ屋』（あかね書房）とか、『竜神七子の冒険』（小峰書店）です。比較的新刊なのにどこへ行っても、見つけられないのが『月下花伝ー時の橋を駆けて』（大日本図書）です。こんなに書店になくて、あるいは児童書棚以外にあるのか、どこで売れているのか！？　まったく不思議です。
全体を見ると、やはり文学系ハードカバーはどんなに素晴らしい本でも、ほとんどおいてないです。なんとかならんのでしょうか。いや、いっそ、しばらくたったら、文学系はすべてYA文庫にした方がいいのかもしれないです。
ハードカバーで健闘しているのは、翻訳ファンタジーの装丁に似せた（ほんとそっくり！）上橋菜穂子さんあたりの本ぐらい。それから、大人向きの棚に、梨木さん、佐藤さん、森絵都さんなどのYA作品があるぐらいです。
ま、あさのあつこさんの本は破格でどこにでもあるのですが。
私の『竜神七子の冒険』は実は文学系なのですが、タイトルがエンタメふうなので、時々おいてもらっているようです。ほかにも竹内もと代さんの『ほおずきちょうちん』（岩崎書店）や、横山充男さんの『少年たちの夏』（ポプラ社）沢田俊子さんの『盲導犬不合格物語』（学研）大塚篤子さんの『風に見た夢』（小峰書店）なども発見率が高かったです。
いえ、必ず本屋さんにある文学系の本がありました。宮下恵茉さんの『ジジきみと歩いた』（学研）です。これはすごいことに、これまで行った書店で一度もはずれなし！です。うらやましいぞ、はっさくどん！（しかし、アマゾンはいつまで画像がないんやろ？）
とまあ、書き出せばきりがないので、このへんで。
きょうは、これから季節風投稿作品を読み直さねばなりません。
あ、『こまじょちゃんとあなぼっこ』ハヤピさんのブログ↓でご紹介頂きました〜
http://d.hatena.ne.jp/hayapi/20070823
ハヤピさん、次男ちゃん、ありがとございまっす〜
以下、画像は順不同です。
ジジきみと歩いた (学研の新・創作シリーズ)