創作塾お疲れさまでした

昨日は児童文芸創作塾でした。講師をつとめたのは四人の作家でした。私は長編をこれだけまとめて合評するのは初めてでしたが、時間がもっと欲しい!と、きっと、みんなが思ったことでした。それぐらい講師も参加された方も熱かった。
遠くは佐賀から、鳥取から、群馬から大変な距離を乗り越え参加されたその熱意、すでにプロデビューをなさっているのに、奈良から、大阪から参加された作品に対するまっすぐな愛、あらたな挑戦。それらにこたえようと、受講生五名に、第一線の作家四人の講師を配するというこの創作塾。このものすごい濃度を想像してみて下さい。そりゃあもう、半端じゃありません。でも、おそらく今後は、各講師がそれぞれこれまで以上に多忙になり、このメンバーでの、こういった取り組みは最初で最後になってしまうと思います。だからこそ、今回の創作塾での熱い合評を力に、ぜひいい作品を仕上げて下さいますようにと、講師一同、心から願っています。
合評はこれまでになく厳しいものでした。でも、その厳しさは全部書くということに向かう愛、書こうとする人への愛ゆえの厳しさでした。どうすれば、作品がよくなるか、出版できるか、その一点に絞り込んだこれほどの合評は正直私自身も体験したことがありません。いや、ほんとに凄かった。講師も参加の方々も、きっとくたくたになられたのではないでしょうか。こんなこと、ほんとにめったにないです。どうぞ、この時間を、愛を無駄にしないで、いい作品を仕上げて下さい。きっとですよ。
さて、夜の懇親会も文学話から恋バナまで盛り上がって楽しかったです。忘れられないのは、作家Tねえさんの○○歳年下男性との清純さわやか恋バナ、それを受けての作家某さまの「けど、男からいうと、自分が六十歳ぐらいになって、三十代半ばの女性が来てくれるなら、おれはウフウフ♪」という謎の笑い。女と男はさほどにちがうか……! 私はショックです。
☆でで、児童文芸家協会創作塾はおわりましたが、「児童文学者協会関西児童文学学校」についてのご案内を掲載しました。↓
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