素敵なお便り

昨日、嬉しいお便りがありました。
せっかくなので、ブログで書いてもいいですか? とお願いしましたら、快諾を得ましたので、ご紹介しますね。
お便りを下さったのは、八歳のお子さん(女の子、仮に、ちぃちゃんとします)を育てておられるお母さんでした。

先日、本屋さんで、珍しく、ちぃちゃんが「この本が読みたい」とねだった本がありました。
それは、『若おかみは小学生』と『この世で一番好きなのは、回転ずし』だったそうです。ちぃちゃんが、自分から「これが読みたい! 面白そう」というのは、珍しいことなのだそうです。本を買ってもらったちぃちゃんは、一気に読んでしまい「『若おかみ〜』は、次も読みたい! ウリ坊が面白い!おっことの会話がおかしい」と楽しそうだったそうです。
回転ずし』は「アイスの話が一番好き!」と。アイスのお話は、私も大好きな友人作家池田美代子さんのお話です。
最近、ゲームモードだったちぃちゃんが、「おっ、活字モードになってるな」と、お母さんが喜んでいらっしゃいました。でで、お母さんが、拙作『まじょもりのこまじょちゃん』シリーズを購入!してくださると、ちぃちゃんは、あっという間に読んでしまったそうです。
あの『百怪寺夜店シリーズ』の反応とは大違い(笑)
と、お母さんは書かれていました。実は『百怪寺夜店シリーズ』は、ちぃちゃんには怖くて、読んだ後、今も封印されているそうです〜 ^_^;
そして、ついに、ちぃちゃんは「難しそう」と手にしなかった『恋する新選組』を読み始めたかと思ったら、3日で読破!(感涙…
いーちゃんが楽しい」「原田さんの絵が好き」「沖田さんは中身(本の内容)も絵も好き」「次も読みた〜い」とノリノリになったそうです。一番好きなところは「友達の友達の友達…」と集結するところだそう。さらに、自分で、登場人物ひとりひとりにあだ名をつけて読み進んでくれたそうです。
近藤さんは「豆腐」 龍馬は「りょうちゃん」
言葉の意味がわからなくても「平気!面白い!」といってくれたとか。
ありがとう〜〜〜ちぃちゃん!
お母さんは、ちぃちゃんの大好きな絵本は、散々読み聞かせをされてきたそうですが、しばらく読書を面倒くさがってたちぃちゃんが、ここ最近、目覚めたみたいに本を読む姿に感動されていました。
八歳のちぃちゃんと、こんなにはやく「新選組」や「岡田以蔵」の話をするとは思いませんでしたと、お母さんは書かれていました。
「無礼打ちって何?」
「峰打ちって?」と、色々聞いてくれて私も楽しいですと。
お母さんは先に『花天新選組』を読んで下さり、今回は『月下花伝』を購入して読んで下さったそうです。
親子で読書の秋ですと、書かれてありました。(素敵です…)
若おかみ〜』は3巻目。『恋する新選組』は、2巻目を早速購入です! 活字モードの時はゲームも忘れてくれて嬉しいですとも。
締めくくりには、こう書かれてありました。
「本の後ろに対象年齢がありますが、子どもは読みたいと思えば、そういうことに関係なく、読んじゃうもんですね。娘が、空ちゃんみたいな子を「可愛い」と憧れてくれて嬉しいです! どっちかと言うと、気が弱くて言いたい事を言えない子だから…。」
お母さんの愛と、ちぃちゃんの澄んだ瞳が見えるような気がします。素晴らしいお便りを、ほんとにありがとうございました。
そして、ちぃちゃんに、名前のあがった令丈ヒロ子さん、池田美代子さんたちもきっとここを見て下さると思うけど、お二人にも代わって、私からお礼をいいたいです。
ありがとね、ちぃちゃん。
というわけで、書名のあがった本やシリーズを、ここで一挙ご紹介します!! っていうか、若おかみは沢山出ているので紹介しきれないですが。しかも、ちぃちゃんが封印した百怪寺シリーズが入ってるし(すまん…
若おかみは小学生! 花の湯温泉ストーリー(1) (講談社青い鳥文庫) 若おかみは小学生!PART3 花の湯温泉ストーリー (講談社青い鳥文庫) 若おかみは小学生!~花の湯温泉ストーリー~(9) (講談社青い鳥文庫) 若おかみは小学生!PART13 花の湯温泉ストーリー (講談社青い鳥文庫)
この世でいちばん好きなのは、回転ずし―おいしいたべもの屋さんの7つのお話 (夢をひろげる物語) 魔女のいる花屋さん―あこがれのお仕事!7つのお話 (夢をひろげる物語)
奇怪変身おめん屋 (百怪寺・夜店シリーズ) 魔女リンゴあめ屋 (百怪寺・夜店シリーズ) 妖怪ラムネ屋 (百怪寺・夜店シリーズ) 魔怪さかさま屋 (百怪寺・夜店シリーズ)
まじょもりのこまじょちゃん (ポプラちいさなおなはし) こまじょちゃんとふしぎのやかた (ポプラちいさなおはなし) こまじょちゃんとあなぼっこ (ポプラちいさなおはなし) こまじょちゃんとそらとぶねこ (ポプラちいさなおはなし)
恋する新選組(1) (角川つばさ文庫) 恋する新選組(2) (角川つばさ文庫) 花天新選組―君よいつの日か会おう 月下花伝―時の橋を駆けて