来年のことをいっても、もう鬼は笑わないだろうか

実は、数日前にちらっと書いたのですが、毎年6月に行われる一年に一度だけ総司さんの墓参ができる日、総司忌があります。私は新選組の仕事を始めてから、ほとんど毎年お参りしていますが、墓参の後、午後には新選組のご子孫、研究家、ノンフィクション作家さん、そういった方が一堂に会される講演会があります。
毎年、一年に一度、総司さんに会えるのが楽しみで墓参をし、午後はご子孫、研究家、ノンフィクション作家さんたちがそれは濃ゆ〜いお話を聞かせて下さるので、私はそれが楽しみで京都から日帰りでも駆けつけるようにしています。
(墓参は午前中2時間ほどだけお寺の門が開きます。午後の講演は2時からおよそ2時間ほど。ほとんど全員に新選組グッズが当たる抽選などあって、すごく楽しいです。要予約)
あ、でも、こんなことを書いたからといって、お寺への電話問い合わせなどは決してしないで下さいね。一人でもそういう方がいると、墓参自体が一切できなくなります。くわしいお知らせは日時が決まりましたら、このブログでお知らせいたしますから。
ところが、その総司忌の来年の講演のご依頼を先日頂きました。
最初は、ええっ、わたしが!? とうろたえたのだけれども、ご依頼主は知る人ぞ知る我らが新選組を現代に蘇らせた一番の功績者の大出さんです。しかも総司忌とあっては、私にとっては総理大臣さまと天皇陛下さまが揃って「そちに任す。よきにはからえ」とおっしゃったようなもので、辞退などできるはずはなく、「新選組ファンへ熱いメッセージを伝えて下さい」の一言に震える背中を押され、身に余るご依頼をお引き受け致しました。
というわけで、場所は東京、来年6月20日(まだ予定、決定ではありません)ごろです。『恋する新選組』の舞台うらや、新選組追っかけ泣き笑い作家人生の話などをさせて頂くつもりですので、肩はまったく凝らないかと。
みなさま、震える越水を支え励ましに駆けつけて下さいね。頼みます(ぶるぶる
一般の方もご参加して頂けます。日時は決定次第、お知らせ致します。


ところで、私は昨夜、ようやく年賀状を出しました。ポストへ行ったのは雨の午前4時。夜じゃなくて、もう朝でした。その時、今日が年内最後の燃えるゴミの収集日だと気づいて、冷たい雨に打たれながら必死でゴミを運び出しました。でも、心はあったかでした。だって、総司さんが「きみ、やってごらん」っていって下さったような気がしているから。「やってみます、総司さん」って、完璧な少女の瞳になってるし。
ゴミ袋さげて、燃える心の深夜のおばさんは、端から見たら怖いのか、笑えるのか!?