『クリスタルエッジ』と、プルシェンコ

わたしはフィギュアスケートについては、全くもってくわしくないのですが、さすがにオリンピックと世界大会でセクシーな高橋大輔君のファンになりました。
戦国の王、織田信長の末裔、織田信成君も残念だったとはいえ、応援しています。
浅田真央ちゃんもミキティ安藤美姫さん)も、日本選手はみんな素敵でした。
なので、素人のわたしも、トリプルアクセルとか、ダブルアクセルとかも覚えました。
そう、日本選手以外では、技術点世界一のプルシェンコが最高でした。
↓この人がプルシェンコ。オリンピックでは真面目だったけど、ほんとはこんなにエンターテーナーなんです。(ミクシのお友達、千華さんにおしえてもらいました)
どうぞ、ご覧あれ。爆笑間違いなし。
これを見てプルさまを好きにならない人はいないと思います。このサービス精神!
プルシェンコって、関西人!?って思うぐらい(当時、弱冠十八歳!)。

 
そして、ご紹介したい今日のメインはこの本、『クリスタルエッジ』です。
お馴染み、風野潮さんの新刊です。(って、紹介が遅くなってすみません…)
クリスタル エッジ (YA! ENTERTAINMENT)
スケートにかける少年たちの揺れる心……と、帯にありますが、まさに、スケートに魅入られた少年たちの人間ドラマでした。
この物語は、同人誌「プレアデス」に掲載された作品です。あの時も良かったけど、当時は、わたしがフイギュアに無知だったため、氷上のシーンがいかにイメージできてなかったかと、今になってわかりました。
潮さんは実際に大会などに足を運び、取材を重ねていらっしゃるので、どのシーンも、エッジが氷を削る音や、選手の額の汗や目のかがやき、そして、その緊張までがひしひしと伝わってくるのです。ほんと、すごい。
ああ、これは、潮さんにしか書けない物語だなと思いました。少年たちの友情も爽やかでしたが、わたしは父と息子の不器用な愛に胸を打たれました。
フィギュアがお好きな方には、おすすめです。