あの頃、あなたはどうしてた?

★2002/6/30の風雲急を告げる掲示板の記事「花尽くしの夕べ」には、こんなことが書かれていました。当時のハンドルで書かれているので、わからない人が多いかも。 で、注を入れて再現してみます。
↓は、話題に出てくる作家の著書
それいけズッコケ三人組 (ポプラ社文庫―ズッコケ文庫) 新十津川物語〈1〉北へ行く旅人たち (偕成社文庫) 車のいろは空のいろ 白いぼうし (新装版 車のいろは空のいろ) 南総里見八犬伝〈1〉妖刀村雨丸
 水の精霊〈第1部〉幻の民 (teens’ best selections) 不思議の風ふく島 (文学の森) さっさら春風―「もしも」はすてて (文研じゅべにーる) 風にみた夢―11歳、ヒマラヤへの旅 (ポプラの森)
 ビート・キッズ-Beat Kids 風のラヴソング(完全版) (講談社青い鳥文庫) おりづるの旅-さだこの祈りをのせて (PHPにこにこえほん) 
小梅が二次会で空いた席にすわると、そこは那須大兄い巫女ちゃん川村大仙人さまのおそばでした。すると、大兄いの怪気炎のそばで、可憐なスミレのようなUSHIOちゃんと、今日だけスミレのようなバーバままちゃんが、シンと座っておられます。(バーバちゃんはいつもは、スコーンとした青空に向かって我関せずと咲いてる葵の花みたいな人なのに)
>スミレ・ツインズさま
誰でも、大兄いの怪気炎に巻き込まれたらスミレに変えられてしまうのです。あの巫女ちゃんだって。安心してください。(普段と変わらず、タンポポの綿毛みたいふわふわ可愛いまま、自由な空を飛びかうぽん太ちゃんは、ある意味、逸材です。)
※小梅(越水利江子の当時のハンドル)
那須大兄い(作家・那須正幹さん)
※川村大仙人さま(作家・故川村たかしさん)
※巫女ちゃん(作家・竹内もと代さん)
※USHIOちゃん(作家・風野潮さん)
※バーバままちゃん(作家・うみのしほさん)
※ぽん太ちゃん(作家・大塚篤子さん)
ところで、小梅は大仙人さまに「ひとつき、どのくらいの枚数書いてますか」と尋ねられてしまいました。
このごろ幼年ばかり書いて枚数を上げてない小梅は、あせって、「ご、50枚から100まいくらいです」とお答えしました。すると、大仙人さまは、しばし、じいっと小梅をごらんになって「壮年の作家としては、すこし少ないですね」とおっしゃいました。が〜〜〜〜〜ん。(その通りです、うう)
そのとき後ろの席からゲハゲハという笑い声。間もなく大長編が出版される某雑貨さまでした。それに、最近超大作を立て続けに出版された浜御大将も若き美女を両脇において、にこにこされておりました。
みなさん。ああいう、大兄い大仙人御大将が集われる場で、ひまわりや大輪のバラでいるためには、枚数書くしかないのです。がんばりましょう。
※某雑貨さま(作家・横山充男さん)
※浜御大将(作家・浜たかやさん)
そういや、大先輩のあまんきみこさんは、庭の隅に人目を忍んで咲いているのに、ハッと目を引いてしまう可憐な白芙蓉のようでしたねえ。できることなら、あんなふうに咲いてみたいです(むりむり>言われなくたって知ってるのよ、あさだちょん)。
ちなみに、この日の巫女ちゃんは・・・大作家、吉川英治さんの大好きな紫のりんどうのようでしたよ。
※あさだちょん(作家・浅田宗一郎さん)
※作家、あまんきみこさん は、もちろんご存知ですよね?

これって、何の記事かなと思えば、竹内もと代さんの児童文芸家協会賞受賞のお祝い会の席上のレポートでした。
それにしても、この豪華な方々、綺羅星のごとくです。ここには出て来ない作家さんもすごかったです。
この時、私はお祝い会実行委員長だったんですよね。なのに、タクシーに違う会場へ連れていかれて、遅刻しかけました。ああ、思い出せば、昔から失敗ばかり……。
あの頃は、川村先生はお元気でした……。その川村先生の一言を書きとめていたので、ここへコピぺしました。残しておきたくて。
「壮年の作家としては、すこし少ないですね」
壮年の作家としては、すこし少ないですね、少ないですね、少ないですね……ああ、リフレインしてしまいます。
私は今でも100枚から300枚と、その月によってむらがあります。
この八年間、みなさまの書かれる枚数は増えましたか? 
※ちなみに、2013年3月現在。私は月に200枚から300枚は書きます。多い時は400枚ほど。