総司さんへのお便り、もう少し

熱い思いを書いてくれたお便りを、もう二通だけご紹介しますね。いつも通り、お名前の一部は伏せております。
 『月下花伝』(読み切り前編)『花天新選組(読み切り後編)&恋する新選組』シリーズ
月下花伝―時の橋を駆けて 花天新選組―君よいつの日か会おう 恋する新選組(3) (角川つばさ文庫)
友香ちゃんからは、とっても分厚い封筒が届きました。長いお手紙なので、一部分だけ。
友香ちゃんのお便り(最初の部分少しだけ)
越水先生へ
こんにちは、はじめまして。
私は文章書いたりするのが下手ですが、せめて気持ちだけでも伝えれたらいいなあと思ってます(=^v^=)
先生の『花天新選組』(前編・後編)と、『恋する新選組』を読みました! 歴史の流れがわかりやすくて、物語もすごく面白かったです。
この物語を読んでから、沖田さんの生き方がすごくすごく気になってしかたがありません。図書館で沖田さんの物語を見つけては、読んでみようとするのですが、『花天新選組』や『恋する新選組』のように、なぜか読むことができません。女の子が出てきてないからかな? それとも、私はもとから本が苦手だからでしょうか? 2,3年前から急に、どんな本も昔のように読めなくなってしまいました。
「本ってこんなに面白いんだ!!」って思うことができたのに、このところ、その楽しさを味わうことができなくなってしまって、すごく悲しいです。
でも、本当にひさしぶりに先生の本を夢中になって読みました。
(…と、まだまだ続きます)
友香ちゃん、お手紙をくれてありがとう〜
『花天新選組』や『恋する新選組』を楽しんでくれたんだね。
本が読めなくなっていた友香ちゃんが、私の新選組を読んで、もっと新選組の本を読みたいと思ってくれたのは、とても嬉しいです。
恋する新選組』を読んで、坂本龍馬岡田以蔵にも興味をもってくれたんですね。
(先生の本を読んでいると、岡田以蔵よりも「いーちゃん」って呼びたくなりました(笑)
って、書いてくれたところでは、にんまりしましたよ。実は『恋する新選組』の読者さんはみんな、大河の「龍馬伝」を見ては「りょうちゃん!」「いーちゃん!」って呼んでるみたいです。
いーちゃんのこと、当時、いーちゃんに助けられた勝海舟さんも、友香ちゃんと同じようなことをいってますよ。
「あいつはかわいいもんだ。子どもみたいなやつさ」って。そうでなければ、いーちゃんの先生、武市さんが目の敵にしている勝さんを助けたりしませんよね。いーちゃんは純粋なところがあった人だと思います。
それに、友香ちゃんは『本当はもっと面白い新選組』を読んでくれたんやね。あの本は、大河ドラマ時代考証をなさっている作家山村竜也さんのご本です。わたしも、山村さんのご本は沢山持っていますよ。総司忌の記事で書いている山村先生ですよ。
本当はもっと面白い新選組 (祥伝社黄金文庫)
お便りのお返事、書くからね。毎日一通ずつぐらいしか書けないので、ちょっと時間がかかるかもしれないけど、待っててね。
次は、『霊少女清花3 悪霊狩りの歌がきこえる』へのお便りです。
霊少女清花 (3) 悪霊狩りの歌がきこえる (YA!フロンティア26)
舞ちゃん(中学一年生女の子)
越水利江子先生へ
おひさしぶりです。舞です。
3巻読みました!!(本当はもっと早く手紙をだしたかったけど、忙しくて……。)
やっぱり、七凪はかっこいい!! 清花もかわいい!!
途中、遥がでてきた時、清花と七凪のかんけいがどうなるのか、メッチャ心配でドキドキしました。
最後にはなんとキス!! いいなあーって思いました。
清花シリーズおわってしまうのはとっても残念です。でも、七凪がでてくる話は楽しみにしています。(パソコン見ました!! なんとなく検索してたらでてきたので、めっちゃびっくりしました。でも、うれしかったです。)
(…と、まだ続きます)
舞ちゃん、お便りありがとう〜 担当の編集さんも喜んでいらっしゃいました。
七凪(ななぎ)が、どこかのほかの物語に登場するかも!っていう、ブログの記事を見てくれたんだね。
そう、どこかでね。楽しみにしててね。
今度、青い鳥文庫から、清花や七凪と同じような超能力者(サイキック)の物語の本が7月に出ます。最初はアンソロジーだけど。
←これ、良かったら読んでみてね。
青い鳥文庫「おもしろい本が読みたい」のページはここをクリック!
お返事、また書くからね。待っててね。