人生は潮の満ち引き


総司忌が終わって、しばし、仕事が手に付かない状態だったのですが、水曜日あたりから、少しずつ書き始めました。
頂いたお便りやポップのお返事も、毎日一通ずつ書こうと思います。いつまでかかるかわかりませんが、待っててね。
ところで、総司忌から帰ってすぐ、某医師会さんから講演のご依頼がありました。幕末について、10月に話してほしいと。9月には京都NHK文化センターでの講演が入っていますから、なんとも幕末づいています。これも、総司さんのお導きかもしれません。
それに、本の仕事の方も、なんだか潮が満ちてくるように上げ潮になってきているような……まさか、これも総司さんの?
不思議なことですが、そういうことってありますよね。
人生って、潮の満ち引きだと、ここまで生きたら思います。大きな悪いことのあと、一所懸命生きれば、もっと大きな良いことがやってきます。ほんと、不思議に。でも引かない潮はないから、悪いこともなくなりはしないけれど、満ちる潮は次第に大きくなって、気がつけば、思わぬ高みへ押し上げられていることもあるんじゃないでしょうか。
そうそう、娘が面白いことをいってました。
「ほらほら、お母さんには、手相的に『あげまん』の星があるから、誰かのために働けば働くほどその人も良くなって、お母さんにも良いことが還ってくるんだって。良かったね!」
へえ、そうなん? 
新選組に尽くしたら、総司さんに会えるなんていいことはやって来ないよね。
あ、もう会ってるかも。作品の中で……。