熱いおたより

rieko-k2010-10-06

熱いお便りの数々をご紹介したページをリンクしてみたら、すごい量に!!
人生最大のモテ期?と思うほど、沢山の熱いお便り、似顔絵、手作りのポップなど、これまで送ってくれたみんな、ほんとにありがとう〜
※2012年後期からはコメント欄は最新30件のみ掲載になってます。100に届くかという勢いだったのに残念!
『時空忍者おとめ組!』シリーズのおたより、読書カードも沢山ありがとう。
あちこちの担当さんから届いているお便り、全部ご紹介できなくてごめんね。
でも、中には、版元さんによっては、宛名が私でない場合(出版社の名前だけの場合)私に届かないお便りもあるので、越水へのお便りは、宛名に、出版社と私の名前を書いてね。
担当さんが送って下さったお便りは、どれも読んで喜んでいますよ。
お正月には、みんなにお年賀を届けられると思うから、待っててね。
今日ご紹介するのは、百香ちゃんと小楽ちゃんのお便りです。
恋する新選組(3) (角川つばさ文庫)
小楽ちゃん(中2)。のおたより(一部)
≪前略≫……先生の本に出会ったのが、春休み…でしょうか。妹(小6)が学校から借りて来た本を手に取ったのが最初です。題名は『恋する新選組(1)』。新選組にゾッコンの私は、妹の持ってる本の題名を見た瞬間に「新選組!?」と思い、すぐ「読んでやるー!」となり、妹よりもこの本にはまってしまいました。

そうなんだ、小楽ちゃんは、新選組ファンだったんだね。

1巻の次(2巻ですよね…当然)がはやく読みたかったのに、春休み。図書館の利用ができないらしく、近くの図書館に行ってみようと…事前にパソコンで探していると、”本館にはそのような資料が見当たりません”的な…すっごいショックでした。

なんですと!?
図書館さ〜ん、恋組は今、大人気なんですよ! ぜひ、入れて下さいねっ。
公立図書館はリクエストすれば、時間はかかっても買ってくれたり取り寄せたりしてくれるから、図書館窓口でリクエストしてみてね。
学校の図書室も、先生に熱い気持ちを伝えてリクエストすれば入れて下さることが多いです。

新学期になり、妹が学校で借りてくるのを待つものの(←あっ、スミマセン。小学校です。)でも、大人気らしく、なかなかかえってこなくて、読んだのが6月に入ってからです。

まあ、中学の図書室の先生さま〜 恋組は中学生にも人気なんですよ〜 入れて下さいまし!
小楽ちゃんは空ちゃん、原田さんが大好きなんですね。嬉しいです〜 
「好きな場面…ってありすぎるから(っていうか全部!)」って、いってくれて、嬉しすぎです。ありがとう〜
実は、作者の私も恋組のシーンは全部好きなんです〜
月下花伝―時の橋を駆けてそれに、小楽ちゃんは『月下花伝 時の橋を駆けて』『花天新選組 君よいつの日か会おう』も読んでくれたんですね!

≪中略≫…感動しまくりました特に、『花天新選組』。油小路の平助が亡くなるところと、沖田さんが亡くなるところは泣きました。感動し過ぎました。本を読んで泣いたのははじめてです。先生の書かれる新選組最高ですまた書いて下さい。ぜったい読みます(>∇<)"

ってとこ読んで、私の方が感動しまくりました。ほっんとに、ありがとう〜〜〜
今は、『忍剣花百姫伝』を読んでくれてるんですね。ぜひぜひ、また感想送ってね。


花天新選組―君よいつの日か会おう  どこへ行こうと、
  出会ったひとに、信じる道に、
  精一杯の誠を尽くそう


『花天新選組』の言葉を、座右の銘にして書いてくれて嬉しいです。私が伝えたかったことを、しっかり受け取ってくれたんだなあって。
何度も言うけど、小楽ちゃん、ほんとにありがとう。書く力をいっぱいもらいました。

そして、ご紹介するもう一通は百香ちゃんからのおたより(一部)です。

私が『忍剣花百姫伝』を読みはじめたのは、今年の夏休みでした。1巻、2巻を図書室でかりて、夏休み中何回も何回もくり返し読んでいくうちに、本の続きがはやく読みたいとずっ〜と思い、夏休みが終わってから花百姫伝をかりつづけていました。でも、学校の図書室には、5巻までしかなくて…でも、すごく続きが気になってっしまい、6巻と7巻を家の近くの図書館でかりて、花百姫伝を全巻読み終えました。

わあ、百香ちゃんも苦労して読んでくれたんだね。
百香ちゃんの図書室の先生、公立図書館さん、どうか、この手紙を読んで下さい。
そして、小、中、高の学生のみんなが読みたい本を入れて下さいね。未来を担う若い人のために、学校図書館、公立図書館の司書の方には、ぜひみんなの声を聞いてほしいです。

私が花百姫伝のなかで1晩好きなのは7巻です。読みながら感動して泣いて、ねる時に思いだしてまた泣いて…。けっきょく、30分ぐらい泣いていたのではないかと思います。」

百香ちゃん、私も7巻は泣きながら書きました。物語というのは不思議なことに、作者がこう書こうと思っても、登場人物たちがそれぞれ、「おれの道はこっちだ」とか「命がけであの人を守る」とか言い出して、勝手に歩き出して行ってしまいます。
だから、作者はそのあとを追いかけながら、泣きながら、書くしかないのです。

私の家から一番近い中央図書館には、花百姫伝がおいてないので、リクエストしようと思います。≪中略≫…そして、たくさんの感動をありがとうございました。

ありがとう! 百香ちゃん。
百香ちゃんからの、魔王との戦いの後の八忍剣や花百姫がどんなことをしているかとか、星衣(ほしごろも)、風招きの玉(かざおきのたま)鬼面ヴァジュラをついだ人がいるのかなどのその後の平和にくらしている様子を書いてほしいってお願い、心にしっかりとどめておくよ。
もし、書かせてもらえる機会がめぐってきたら、書きたいと思っています。(本がどんどん売れたら、そういう機会もあるかもしれないから)
今日は、二通の熱いお手紙をご紹介しましたが、以下のページにも、熱い熱いみんなの思いがこもっています。読んでみてね。
『恋する新選組』書評ページ
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