花明かりの町


【庭の紅しだれが満開です】




お花見に行けなかった人へ。
ささやかな庭の桜、少し遠出の散歩道の桜です。


【見上げると…】




毎日、見えない放射能のことを思います。
放射能にさらされている子どもたちのことを…
考えるだけで、身も心も凍りついてしまいそうな日々。
一方で、愛犬を胸に抱くだけで、恵まれていると思います。
被災地では、愛犬さえ抱きしめることができない人がいるのです。



【花ざかり】  




でも、お花見に行ってみて下さい。
花は、こんなときでも、人を癒してくれます。




【春うらら】



美しい花、美しい川、美しい故郷……
もう一度、日本中の町を村を森や川を、ゆったり眺めて下さい。
津波に流された町にも、放射能で汚染された村にも、桜が咲いたそうです。



【花見舟】



人が勝手な欲望で、すべての命を脅かしているのに、花も森も川も変わらず人を包みこんでくれます。
この景色があるなら、毎年咲いてくれる花があるなら、多くは望みません。



宇治川遠景、宇治橋から】




人の幸せは、そんなに贅沢なものではないような気がします。
今夜、オペラ歌手のドミンゴさんの「ふるさと」に泣きました…



もっと写真を見たい人はここをクリック「過ぎし春の宇治散歩」

記事はここ・世界的テノール、プラシド・ドミンゴが被災者への祈りを込め「ふるさと」熱唱