多忙は生きがい? でも、ほどほどに…

と、まあ、自分に言い聞かせたくなるほど、忙しいです。
『ストーリーで楽しむ古典 東海道中膝栗毛』は、古典をかるく現代の子どもにわかるように現代語訳するだけでは、到底、今の子どもが楽しめる物語にはならないので、これまで書いた『源氏物語』『落窪物語』同様に、越水流の演出を加える必要があり、少々、〆切をのばして頂きました。
それで、5月は、メディアファクトリーさんのダ・ヴィンチ 怪談文芸編集部さんの新企画シリーズ(この新企画、めっちゃ面白いですよ)の監修のお手伝いと執筆が重なってます。さらに、ポプラ社さんからもう一本、ある映画公開に合わせての物語執筆を緊急依頼されました。
これら三つの〆切が切迫していて、6月上旬〆が二本、末〆が一本というわけで、えらいこってす。

去年から依頼されている絵本や物語の執筆は、やむを得ず、7月以降の執筆になりそうです。
そして、大好きな編集さんから、あらたなお仕事依頼が……!
もちろん、引き受けました。また、ご一緒にお仕事するのを楽しみにしていた方ですから。
これは、秋でいいので、ちょっと安心。

それでも、忘れてはいけない!
先日の「ねえさんずの怪」での香月日輪ねえさんの喝!の一言〜
「今すぐ新境地に挑めっ! 合言葉は官能!」これは、今年中に始めると誓いました、令丈ヒロ子ねえさんともども。
……んなわけで、多忙は生きがい! でも、ほどほどに……と、わが身にいいきかせるこの頃です。
源氏物語    時の姫君 いつか、めぐりあうまで (角川つばさ文庫) 落窪物語 いじめられた姫君とかがやく貴公子の恋 (ストーリーで楽しむ日本の古典 2) リンカーン    アメリカを変えた大統領 (角川つばさ文庫)