「戦国アバンギャルドとその昇華」展へ行ってきました

大阪歴史博物館 平成25年11月2日(土)から12月8日(日)まで。
6階特別展示室において、特別展「戦国アバンギャルドとその昇華 変わり兜×刀装具」
面白かったです〜
一見の価値あり!です。
日本の戦国時代が、どれほど婆娑羅であったかは、かつて織田信長を調べた時に、「これは凄い!」と思っていたのですが、今回の特別展は、それを目の当たりにするという意味で、とても意味深いものでした。
写真の特別展カタログの透かし絵となっている熊頭形兜など、変わり種の兜が、これでもか!とでもいうよう、展示されていました。
戦国から江戸中期まで時代を追ってその変遷を観ていくと、戦国武将たちの荒々しくもありながら、どこか祈りの込められた神々しさを秘めた兜に比べて、江戸初期、中期と時代が進んで平和になっていくほどに、実用性や祈りより、技巧と華美を競う兜になって行く過程も際立っていきます。
私的には、やはり、戦国時代の祈りが秘められた兜こそ、面白かったです。
技巧と華美を競うようになった兜の中に、この熊頭形兜も入るのですが、このあたりにくると、もはや、職人の遊び心を感じて、感心しつつも笑ってしまうことも多かったです。
それにしても、戦国日本は、現代のパリコレなど吹き飛ばすような、奇抜なデザイン性あふれたものがごろごろありました。つくづく、日本人の感性、職人の技巧の凄さを感じました。
ハリウッド映画に登場しそうな兜の数々には、スターウォーズあり、バットマンあり……という感じ。
戦国日本には、なんでもあります〜♪
いかに、日本人の感性、文化、技術が優れていたか、しみじみ感心するしかない特別展でした。

また、この日は、作家仲間と行きましたので、二次会の飲み会も楽しかったです。
みんなでいこうアバンギャルド展の企画をしてくれた楠章子ちゃん、ありがとう〜
お目にかかった皆さん、めっちゃ、楽しかったよね。
あ、それと、この日の頂きものと、買い物。
可愛いクリスマスリースブローチは、画家のかこまさみさんからの頂きもの。
楠章子ちゃんからは、紅茶のプレゼントを頂きました。
後は、特別展で買った書籍です〜