登龍館の月刊絵本『笠地蔵』(著/越水利江子 絵/池田げんえい/登龍館)が届きました。


温かい貼り絵の笠地蔵の絵本。
お爺さんとお婆さんの表情を見ているだけで心が温かくなる絵本です。
保育絵本だからと、漢字を開かない絵本で、素晴らしいと思います。
昔の子どもたちが、難しい漢字を理解したのは、昔の本は、難しくても開かず、総ルビだったからです。
そういう意味では、何でも開いてしまう現在の方向は、幼い子供の能力の芽を摘み取っているかもしれません。
全部開いたかな文字のみの絵本もあっていいけれど、こうやって開かない絵本もあってほしいなと思います。






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