「鬼にて候2」横山充男


[rakuten:book:12629767:image] 鬼にて候 (1) (YA!フロンティア3)
鬼尽くしということで、ことのついでに、これも鬼です。画像の大きさが違うのは、amazonではまだ2巻がアップされていないからです。
気弱でたよりない童門保(愛称たもっちゃん)は、実は鬼道師の末裔童門家の跡継ぎ。鬼道師とは、人に危害をおよぼす悪霊、邪霊を密かに退治する一族です。でも、たもっちゃんは鬼導師にはなりたくない気弱な少年。「鬼にて候1」では、そんなたもっちゃんが勇気をふりしぼって大活躍。
2話目の今回は、とんでるお姉ちゃん鈴(りん)が登場。
よく当たると噂の占い館に通ったために、苦しみが増幅していく友人を助けようと、鈴と保は占い館をさぐります。しだいに明らかになってゆく恐ろしい秘密。
鬼を退散させる「鬼遣らい」(おにやらい)の弓削一族と、さらに、鬼、悪霊を神仏の力を借りて地獄へ叩き込む童門一族の容赦ない「鬼送り」の呪法。
この両家の間に生まれた保と鈴が、あらたな悪霊に挑みます。
特筆したいのは、鬼道師たちの悪霊払いの技や小道具の面白さです。どうぞ、お楽しみください〜