季節風大会

1,2日は季節風の大会でした。季節風は、児童文学同人としては全国最大同人で、会員数も破格の200名以上を抱する文学同人誌です。
その季節風の大会は生原稿を持ち寄っての合宿です。所属作家の世話人と共に熱い合評会、懇親会が繰り広げられます。
今年も熱〜い二日間でした。私が世話人をつとめた珠玉の短編を目指そう分科会(略して玉短分科会←この略でいいのかという声あり)は、今年も、とても和やかで笑いが絶えなかったです。
いつも〆切に追われてちょっと無理して行くのだけれど、行けばみんなに会えて、来て良かったなあと思います。
今年も、優しくて優秀なメンバーに恵まれて熱い合評会になりました。季節風に入られたばかりの新人さんから、各賞を受けられた書き手さんや、すでにデビューなさって新人賞を総なめにされたプロ作家さんまで、それは幅広いメンバーが集まってひとつのテーブルで文学を語り合う素晴らしさは、体験しないとわからないドキドキです。ほんとに、楽しかった〜
集まった作品も今後が楽しみな作品や、もうすぐ本になりそうなものまで、どれも、心に残る作品でした。
なのですが、実は、私は1日の前夜の寝不足(行く前に入れないといけない原稿があった)のせいか、新幹線からやや体調が悪く、分科会が始まってからどんどん気持ち悪くなっていたのですが、みなさんにご心配をかけてはいけないと元気なふりをしていたのです。が、結局みんなに隠しきれないことが起こってしまい、ご心配かけてどうもすみません。でも、はやく立ち直れて良かったです。そんなことがありながら、分科会が楽しく実りあるものだったことは、ほんとに、みなさんのおかげです。ほんとにほんとにありがとうございました。
季節風大会へ初めて参加された方はみなさんおっしゃいます。
ベテラン作家や華々しい新人作家や書き出したばかりのアマチュアの書き手さん、さらに各社の編集さんたちが、なんの隔たりもなく肩をたたき合うように話せるこんな場所があるなんて素晴らしいです、と。
ほんとに、そうですねえと、私も思います。私が新人だった時、すでに先輩作家だった後藤竜二さん、高橋秀雄さん、丘修三さん、八束澄子さん、あさのあつこさん、長崎夏海さんたちに同じ思いを抱いたからです。
ほんとに、季節風はいいところです。
同じようにいいところがもうひとつあります。それはプレアデス。こちらはこじんまりと30名ほどの同人ですが、その三分の一が作家であり、次々新人を輩出していることも季節風に似ています。
ちょうど重なってしまったので出席できなかったのですが、プレアデスの勉強会は2日だったのです。そちらもきっと熱い勉強会だったことでしょうね。欠席してすみませんでした。
あ、そうだ。
大会で、素敵な男性からファンレターをもらいました。とても嬉しかったです。それに、何人もの方が拙著をご持参下さってサインをさせて頂いたこともとても嬉しいことでした。それぞれの土地のおみやげのお菓子もとても美味しかったです。
懇親会に集まったすごく美味しいはずのお酒を一滴も飲めなかった(ほんとはすこしだけなめさせてもらったけれど)のが残念でしたが、懇親会を自重してゆっくり寝たので明くる日は復調して良かったです。
ま、というわけで、今日は大事をとって早く寝ます。おやすみなさい〜