じぶんを見つける物語シリーズ

日本児童文芸家協会編の「じぶんを見つける物語シリーズ」(ポプラ社)が出たばかりなのに非常に好評なようです。全巻揃って、この先、もっと爆発的に売れるかもしれません。それもそのはず、執筆者に、子どもの本のベストセラー作家、人気作家が名を連ねているのも、もちろんその理由なんでしょうけれど、実は、それ以上に、協会の出版委員会とポプラ編集部が練り上げた企画の素晴らしさこそが、大きな力になったと思います。そういう意味では、最近のアンソロジーでは、これ以上の幼年低学年シリーズはないのではないかと思います。そして、人気のあまり、ついに中国語圏でも翻訳発売されるそうです。新刊として出たばっかりなのに。すごいです。
昨日、最新刊5巻の『こわがりやの忍者』を読んだのですが、面白かったです。執筆者は、石崎洋司、宮下恵茉、小森まなみ、沢田俊子、光丘真理、樫崎茜、令丈ヒロ子の各氏です。
1〜4巻執筆者は、名木田恵子芝田勝茂那須田淳越水利江子池田美代子、たからしげる、みおちづる、横山充男、松原秀行、北川チハル、戸田和代、松原由美子、日野多香子、朽木祥、後藤みわこ、すとうあさえ、金治直美、広瀬寿子風野潮、計良ふき子、長崎夏海、浅田宗一郎、柏葉幸子、たけたにちほみ、瀬尾七重、三田村信行他。【敬称略】
こわがりやの忍者―7人の忍者のドキドキなお話 (じぶんを見つける物語) あわてんぼうなお姫さま―7人のプリンセスのお話 (じぶんを見つける物語) くいしんぼうなおばけ―ヘンなおばけの7つのお話 (じぶんを見つける物語) はずかしがりやの魔女―7人の魔女のフシギなお話 (じぶんを見つける物語) わすれんぼうなコックさん―7人のコックさんのおいしいお話 (じぶんを見つける物語)