『おたすけ妖怪ねこまんさ』

おたすけ妖怪ねこまんさ (文研ブックランド)

おたすけ妖怪ねこまんさ (文研ブックランド)

おなじみ、横山充男さんの新刊です。毎日新聞に掲載された童話。
満月の夜、ねこじゃら神社に「さんまのひらき」か「あじのひらき」をお供えして願をかければ願いが叶うという噂を聞いたたくやは、こわごわ、願をかけました。
ところが、ねこじゃら神社は、妖怪ねこまんさをまつってある神社だったから、さあ大変。
ねこまんさを怒らせると、願をかけた人間はたちまちねこにされてしまうのです。たくや、危機一髪!
動物好きの子どもたちの優しい気持ちが全編にあふれています。幼年から低中学年の子どもたちが、きっと、自分のことのようにどきどきして楽しむのではないでしょうか。
なんともかわいいこの絵から、物語の優しさがすーっと伝わってくるようです。
ちなみに、絵のよこやまようへいさんというお名前が気になりますね。
どんな方か知りたい方はこちらへ↓
よこやまようへいさんの「参加のできる☆イラスト企画ブログ」