あんたと私

〆切だけのせいではなく、心も肌も荒れてるみたい。
弱虫と強がり虫が混在してる私という人間。
弱虫はいつも出番を待ってる。
そいつに立ちはだかってくれる強がり虫。
弱虫はいつだって私の不幸をひけらかすけど、強がり虫は「不幸は笑えるぞ」「作家には美味しいぞ」って笑ってくれる。
どちらも私、でも強がり虫が好き。





けどね、
弱虫もいてくれないと困る。
私が自己嫌悪の巣に籠もった時、
一緒に泣いてくれるから。



弱虫、あんたも嫌いじゃないよ。