2010-08-29 あんたと私 BOOK 花よりほかに 越水利江子 〆切だけのせいではなく、心も肌も荒れてるみたい。 弱虫と強がり虫が混在してる私という人間。 弱虫はいつも出番を待ってる。 そいつに立ちはだかってくれる強がり虫。 弱虫はいつだって私の不幸をひけらかすけど、強がり虫は「不幸は笑えるぞ」「作家には美味しいぞ」って笑ってくれる。 どちらも私、でも強がり虫が好き。 けどね、 弱虫もいてくれないと困る。 私が自己嫌悪の巣に籠もった時、 一緒に泣いてくれるから。 弱虫、あんたも嫌いじゃないよ。