花の色、花の香りに癒されて…裏庭日記1〜4



裏庭日記1
裏庭の金木犀の木に、去年の小鳥の巣をみつけました。
こんなところに巣をつくってたんだ。
どうりで、鳥の糞がよく落ちてるなあと思ってました。
裏庭にはいろんな小鳥が来るので、どの子の巣だったんだろう。



裏庭日記2
紫式部が色づき始めました。もう少したてば庭のあちこちに紫のビーズみたいな紫式部の実が。紫式部と雪柳は放っておいてもどんどん種や実が落ちて気がつけば庭中に。金木犀の花が咲くのはその後。

裏庭日記3
金木犀は秋の花というより、初冬の訪れを告げる香り。我が家は金木犀に囲まれているので、花の季節になると、甘い香りに家ごと包まれます。家の戸、窓を開けると香ってくる甘い香りに癒される一瞬、それは香りの結界となって、人を魔から護ってくれているように思えます。

裏庭日記4
そういえば、花の香りの結界、物語に書きました。魔を封じる青い花結界と、傷ついた心や身体を癒す白い花結界。『忍剣花百姫伝』に登場する天魚(あまご)美女郎(みめろう)兄弟の忍法です。あの忍法が一番好きっていってくれるファンも多いのは香りのせいかな?