女子作家三人旅「ねえさんずの怪」魔界温泉ツアーNO1

rieko-k2010-12-09

待ちに待った当日。
待ち合わせは12時26分発特急タンゴディスカバリの車内指定席ということで、これに乗り遅れては大変なのと、その前にお弁当を買わねばならないこともあって、私は余裕をもって出発。
そして、余裕をもって京都駅到着しました。その時、ヒロ子ねえさんよりメールが着信。
「無事、ゲラを宅配便にわたせた。もうすぐ大阪駅」と。ギリギリまでやっていた校正が終わって発送したらしい。めでたい!!!
え、あれ? 今から京都へ来るってことは……!?
ハッと気づいて、携帯見れば、まだ11時15分。一時間も早いやないか〜
つまり、嬉しすぎて一時間も早く京都駅に着いてしまっていた私……。すでに京都駅にいるとメールしたら、間髪入れず、ねえさんがたから「はやっ!!」のメール。
そうなんです。これから一時間をつぶさねば。ということで、お弁当を買いに〜

そこで、松坂屋の店頭で見つけたのが、こやつら。盲導犬支援センターのグッズ、犬型エコバッグでした。この子たちの背中のファスナーの中にはエコバッグが入ってます。
あんまり可愛いので、三つゲット。お弁当も買って、待つこと一時間。
ねえさん方に会えて、いざ列車に乗ろうという時になって、私のお弁当が破裂し、おつゆがこぼれだす惨事が……。危うく、少し早いクリスマスプレゼントにもらった大事なコートを汚すところやったやないか。
ほんま、心臓に悪い弁当めっ。
←弁当大爆発のホーム
ともかく、大騒ぎの果てに、ねえさんがたに助けられ、なんとか乗車。

荷物を棚に上げ、着席しようとした時、今度は「きゃあっ」とヒロ子ねえさん。なんと、ねえさんが手にしたコーンスープが、床にぶちまけられておりました。
やむなく、ヒロ子ねえさんは乗ったばかりの列車の床を磨くはめに……(スープのおかげで床はぴかぴかに)
←床磨きねえさん。温情カット版。
立て続けの水難に、一人無事な日輪ねえさんは大爆笑。
でもまあ、スタートから、これだけ汁物が降ったのだから、雨は降らないかも〜と、勝手なことをいい合って、一路丹後、夕日が浦温泉へ。
予約した部屋は、個室に露天風呂と庭付き。


部屋にも、露天風呂にも、百合の香りが……乙女心が沸き立ちます。露天風呂用、乙女タオル(身体をカバーする薄手のバスタオル)も三人分持ってきたもんね。
ところが、温泉ツアーの水難は、これからがおもいっきり本番でありました。(日輪ねえさんも無事にはすまない魔界への旅が始まるのです……)
明日につづく