深草小学校6年生のみんな、ありがとう〜

小学校での講演授業が終わって、帰宅しました。
もうほんとに、みんなに会えて幸せでした。ありがとう〜
深草小学校のみんなは、お行儀がよくて、優しくて、賢くて、学校もきれいで、感動しました。
お世辞ではなくて、みんな、ものごとをきちんと考えられる力を持った子ばかりでだったのです。
どういうふうかというと、たとえば、こういうクイズを出しました。
作家にとって一番大切なのはどれでしょう?
a 文章力
b 外遊び
c 想像力
この答えを、私がいわないうちに、みんなは答えてくれました。
「想像力!」って。その通りです。文章は書き続ければ上手になるけれど、想像力は子どもの頃から育てないと身につかないのです。
大切なのは、想像力、外遊び、文章力の順です。このことも、みんなはよく知っていましたね。すごいぞ〜
外遊びは、友達と一緒に遊んで泣いたり笑ったりすることで想像力が高められますが、それだけでなく、山や川や海に出かけて本物の自然に触れるのも外遊びです。
本物の自然は、人間の想像力を大きく育ててくれるのです。
そして、もう一つは本を読むことです。
文章を読んで想像したことは、誰の借り物でもなく、自分ひとりの最高のイメージです。
言葉を交わし、言葉で記憶し、言葉で創造する生き物は人間だけ。その言葉の力を最大限に活かして生きることが、やはり人間らしいということなのでしょう。
そんな話を、物語のつくり方から、いじめに至るまでお話をしたのですが、みんな熱心に聞いてくれました。
質問の時間が足りず、残念だったけど、あわただしい中、握手しにきてくれたり、お礼をいいにきてくれたり、サインを下さいってノートを持ってきてくれたり、みんな、ほんとにありがとう〜
時間がなくて、もともと下手くそなサインが、答案用紙の氏名みたいになって、ごめんね。
でも、その代わり、次の〆切が終わったら、学校にサイン色紙を届けますね。ちょっとはましなので、もらって下さい。
そして、最後にみんなが歌ってくれた歌、私は感動して涙が出そうになりました。
深草小、6年生のみなさん、ホントにありがとう!! またいつか、会おうね