『自分と子どもを放射能から守るには』

自分と子どもを放射能から守るには(日本語版特別編集)
『自分と子どもを放射能から守るには』
今日からできる! キッチンでできる!チェルノブイリからのアドバイス。2003年ベラルーシにて、この本の原書は、放射能の中を生きるベラルーシ人のために、ベルラド放射能安全研究所よって刊行されました。海外で翻訳出版されるのは、この日本語版がはじめてになります。著者のバベンコさんは言います。「これまでにこの情報がチェルノブイリ以外で必要だったでしょうか?」「まさか日本語にしなければならないときが来るとは思わなかった」と。(amazon内容紹介より)

作者のウラジーミル・バベンコさんは、チェルノブイリ原発事故で被爆した国、ベラルーシのベルラド放射能安全研究所副所長です。
チェルノブイリ事故後、放射能で汚染された地域のお母さんや子供をまもるために出版された本の日本語訳です。今回の東電原発事故によって汚染された北関東一帯だけでなく、全国のお母さんに読んでもらいたいです。どうやって、子供たちをまもればいいのか、食品の選び方から料理法まで、詳しく解説されています。
たとえば、すでに体内に取り込まれたセシウムでも、ペクチンを摂取することである程度は排出できることや、きのこ、ベリー類が危険であること。さらに、きのこなどを常食する野生の猪は食べてはいけいことなど…薄い本にかかわらず、重要な情報が沢山掲載されています。
現在の日本は、放射性物質の暫定基準値さえ通過すれば(すり抜けたものも)、全国に出回っているのが現実です。その中で、いったい何を選んだらいいのか、食べてはいけないものは何か、お母さんの立場に立って書かれた本です。暫定基準値が安全だというのは、日本の政府と一部のマスコミ、メディアだけです。
世界は危険だといっています、ことに、子供やこれから子供を産む女性にとっては。
ですから、これを読んで勉強なさって下さい。自分から行動しなければ、自分も家族もまもれない。悲しいけれど、これが、今の日本の現状です。