本がいっぱいⅡ

虹の糸でんわ (鈴の音童話)

虹の糸でんわ (鈴の音童話)

これも、季節風同人、あだちわかなさんの作品「じいちゃんの消しゴム活字」が所収。アンソロジーです。
あだちさんの丁寧な取材から生まれた、短いけれど、心のこもった物語。
いとをかし! 百人一首 平安時代へタイムスリップ (集英社みらい文庫)

いとをかし! 百人一首 平安時代へタイムスリップ (集英社みらい文庫)

百人一首クラブに所属するスズとナリ先輩は、「決して、開けてはなりませぬぞ」と、おじいちゃんに言われたのに、なぞの屋敷の襖を開けてしまった。
だが、そこは、どうやら、1200年前の平安時代
タイムスリップしてしまったのか、そこにいたのは、藤原定家くん。
さあ、ここからが大変。物語の面白さと百人一首の両方が楽しめるお得な一冊。
タンポポ―あの日をわすれないで (えほんのもり)

タンポポ―あの日をわすれないで (えほんのもり)

光丘真理さんが故郷宮城県を取材して書かれた絵本。
山本省三さんの明るい絵が、元気をくれます。
津波の被災地でみつけたタンポポ
タンポポの綿毛がいっぱいの花を咲かすように、子どもたちの笑顔の花もいっぱい咲きますように……と、願いがこめられた絵本。