明日から大学へ出講です

東北芸術工科大学の学長は、根岸吉太郎 (映画監督)さんです。「狂った果実」「遠雷」「探偵物語」「ひとひらの雪」などの映画監督といえば、「ああ!」と思われる方も多いでしょう。
若い方なら、「ヴィヨンの妻  桜桃とタンポポ」をご存知でしょうか。
世界的に多くの受賞をなさっている名監督さんですが、こういう方が学長ということだけでも、この大学の存在意義が伝わってくるような気がします。
そう、東北芸術工科大学は、想像力、創造力を引き出し育ててくれる大学のよう(…というのは、私も出講は今回が初めて)です。
そして、私が客員として迎え入れられたのは、この大学の文芸学科です。
学科長は、作家でもある山川健一さんです。
文芸学科の教授陣にも、著名作家さんが綺羅星のごとくですが、実のところ、凄い方ばかりなので、かえって居直ることができて幸いでした。私が受講生の皆さんに講義できるのは、実践創作そのものです。おそらく、それについてはだけは修行を重ねてきているので、お役に立てるはずと、そう居直りました。
明日からは大学入りですので、ネット環境から離れます。携帯投稿などもできない不器用者なので、しばらくコメント、更新できませんが、よかったら励ましのエールなど下さいませ。←居直ったとはいえ、作家一本と心に決めて以来、もう二度とすることはないと思っていた大学の仕事(以前、6年ほど梅花女子大学で講師をしていました)を前に、ちょっとドキドキなんです。
そんなわけで、これから最後の準備にかかります。