蔵王の御釜と楢下宿、そして武家屋敷。(芸工大から帰ってきました〜 NO.3)


最終日、取材と観光をしました。
御釜は、ふだんは霧が出て見えないことも多いらしいのですが、この日はほら!
こんなに、晴れ晴れと観ることができました〜
御釜(おかま)は、宮城県柴田郡川崎町にある火口湖です。別名、五色沼(ごしきぬま)とも呼ばれます。
南から見た御釜です。

近づいてみると…
この鮮やかな緑色は、水が弱酸性だから。美しいけれど、お魚は棲めません。
それにしても、さすが高山。平地より、だいぶ涼しかった!








蔵王を下りてからは、こっちは取材。
羽州街道、楢下宿と、上山城、上山藩武家屋敷通りへ行ってきました。
上山城は、昭和57年(1982)に旧二の丸跡に建設されたもので、中はコンクリートの城郭風の郷土資料館です。
でも、楢下宿は素晴らしかった。

建物も内部も、そのまま残っていて、しかも出入り自由にできました。


屋根裏。
茅葺と縄目が美しい!












さて、こちらは、上山の武家屋敷通り。

武家屋敷通りは、現在残っている四軒の武家屋敷のうち、三輪家だけが内部も公開されています。
(ただし、内装は改築されています)
これが、三輪家。

上山藩と三輪家について。

三輪家の長屋門と石垣。
四軒の武家屋敷は、すべて美しい石垣に囲まれていました。
しかも、この武家屋敷は二軒ずつ、L字型と逆L字になっていて、いざ、敵が攻めてきた場合、互いが協力して、弓や銃の攻撃をする造りになっていました。
さすが、武家屋敷!
武士の心得、清しく簡素だからこそ美しい、サムライの生活を彷彿としました。