【パリ、ベネツィア、ローマの旅 NO8】ヴェルサイユ宮殿 その2

旅行記の続きです。
ディアナの間です。
装飾が、ディアナ女神の伝説のものでできているので「ディアナの間」と名付けられたとか。ルイ14世は、ここでビリヤードを楽しんだんといいます。
人気漫画『ベルサイユのばら』の美しきオスカルさまのようなヘアスタイルの像は、むろん、太陽王と呼ばれたルイ14世です(残念!?)。

ディアナの間の天井画。


ディアナの間の天井画。


豪華な暖炉です。

ヘラクレスの間」「豊饒の間」「ヴィーナスの間」「ディアナの間」と見てきました。
次の写真、真紅の壁の部屋は、
マルスの間」
アポロンの間」
「メリクリウスの間」です。

マルスの間の天井画。


アポロンの間。
王の接見室だったようです。
このタペストリーの前に、王座の椅子がおかれていました。

アポロンの間の天井画。


メリクリウスの間(寝台の間)。
王室儀礼のための寝室だったとか。
左下が、天蓋付きのベッドです。

そして、ここは「戦争の間」です。
白い丸いレリーフは、オランダ戦争の時のルイ14世ですが、またもや、ローマ皇帝のファッションで描かれています。
ちなみに、『ベルサイユのばら』のオスカルさまとほぼ同じポーズ。
おそらく、このレリーフをもとに劇画が描かれたのでしょう。



戦争の間の天井画。
ここは、戦いの絵ばかりです。
そして、ついに、鏡の回廊の入り口へ。
鏡の回廊は、ヴェルサイユ宮殿の中でも、もっとも豪華で美しい回廊です。全長73メートルあるそうです。
当時、鏡の製造ができるのはベネツィア(ベニス)だけだったので、ベニスの職人が手掛けたともいいます。
と、今日はここまで(鏡の回廊へ続く)