安らぎを下さい

東北大震災のあの日から、怒涛の時代に入ったのかもしれないと思うほど、胸の痛む災害が続いています。日本だけでなく、世界中に。
おまけに、危機感を感じる政治転換の数々には、未来への恐怖を強く感じます。
そういう緊張が数年続いたせいか、あるいは、個人的な環境変化が起こりそうなせいか、今は精神的にも体調にも、これまでにない疲労を感じます。
我が娘にいわせれば、心の解放が必要とのこと。
とはいえ、いきなり家族で温泉というわけにもいかず、だましだまし仕事をしているような有様です。その中で、今年から、一般向き文芸の仕事のスタートとなった文芸誌「読楽」のお仕事には癒されました。大好きな世界を書かせて頂けただけでなく、とても勇気を頂いたからです。
そして、いい仕事をさせてもらって、編集長さんに褒めて頂けたお祝いといって、息子が斉藤和義さんのCD「斉藤 saito」を買ってきてくれました。

斉藤

斉藤

最近は音楽を聴くこともなくなっていたのですが、今は和義さんの歌声なしに仕事ができないほど、癒されています。
ことに、「やさしくなりたい」のフレーズ、


愛なき時代に生まれたわけじゃない
キミといきたい キミを笑わせたい
愛なき時代に生まれたわけじゃない
強くなりたい やさしくなりたい


……という歌声に勇気をもらっています。
どんなに厳しい時代でも、愛なき時代じゃない…と思うだけで、心が癒される気がします。
今は、安らぎを下さい〜
それが、今の私の魂の声なのかもしれません〜