『おばけのポーちゃん おばけどうぶつえん』あかね書房(著/吉田純子)

ポーちゃんは、こわがりなおばけ。おばけしょうがっこうでは、いつもせんせいにおこられてしまいます。「おばけどうぶつえん」にいけば、こわーいおばけになれるかな…? (BOOKデータより)

季節風の作家、吉田純子さんの新作です。
こわがりおばけのポーちゃんの冒険物語です。こわいけど、おもしろい、幼年向きにぴったりのお話。
つじむらあゆこさんの絵が可愛いです〜
この本は読み物ですが、ところどころ漫画風のページもあって、小さな子は喜ぶかもしれません。
化け猫や河童、やまたのおろちも登場するけれど、日本のお化け話や神話の湿った空気感は取り払ってあるので、かろやかに愉快に読めます。