戦争で親や子を亡くしたりせず、「あいしてくれて、ありがとう」って言い合える、平和こそが宝物

あいしてくれて、ありがとう (おはなしガーデン39)

あいしてくれて、ありがとう (おはなしガーデン39)

この本は、祖父、母、子どもたちの家族の物語です。
どうして、この物語が書けたかといえば、私の生まれてからは、戦争がなかったからです。
この絵童話の祖父は、戦争の時代に青春を過ごし、かろうじて生き残った人でした。
だからこそ、死ぬまで家族を愛し、無駄遣いも贅沢もせず、私達に素晴らしい思い出を残してくれました。
その想い出の数々が、いかに子どもたちを喜ばしたか、ここに登場してくる遊びの色々を、お家でやってみて下さい。きっと、子どもたちは大喜びします。この物語の子どもたちのように。
それは、もう、何度も届いた読者さんからのお手紙で証明済みなんです。
愛も喜びも、平和が届けてくれます。何より、子どもたちのために、平和でないといけないんです。戦争に巻き込まれるようなところへ、この国が足を踏み入れたりしないように、願ってやみません。